ベートーベン 交響曲第九番の1stヴァイオリンパートの弾き方について、くわしく解説!
第九を弾くのは初めて、、という方に、練習するときに注意した方が良いポイントについてお話しています
徹底的に楽譜どうりに、ベートーベンがピアノ弾きであることを意識する、など・・・
画像&動画付きで、わかりやすく説明していますよ
こんにちは、超絶緊張しいヴァイオリストのめっしーです
『今度、第九をはじめて弾くんだけど、何に注意して練習したらいいんだろう・・・』
はじめての第九、、良いですね
大きな感動を得られること、間違いなし、、です
ぼくは初めて第九を弾いたとき、感動しすぎて涙がでそうでした
感動しすぎた代償として、どこ弾いているかわかんなくなったり(笑)
ただ、第九って結構難しい、、冗談抜きで難曲です
この記事では、第九をはじめて弾くんだけど、どういうところに注意していいかわからないっていうときのために、練習するときに注意すべきポイントをピックアップしています
今回は1stヴァイオリンパートの弾き方について解説するよー
今回の内容は、本も出版されている先生から直接教えていただいた内容を中心にまとめているので、信頼性の高い情報です、ぜひ参考にしてみてくださいね
それじゃあ、行ってみよう
アマチュアヴァイオリン奏者、ヴァイオリンは大人から(18歳から弾いています)
アマチュアオーケストラで、セカンドヴァイオリンのトップ奏者をしています
トップ奏者なのに超ビビりです
超ビビりな自分に悩みすぎて、カウンセリングを受けたことも・・
第九は最近はほとんど毎年弾いていて、
セカンドヴァイオリンのトップで2回、ファーストヴァイオリンで2回演奏しました
ベートーベンの第九、、、毎回感動がありますね・・・
ベートーベンってどんな人? 超気が短くて、超プライド高い、恋多き人
ベートーベンってどんな人?
ベートーベンを一言でいうと超短気、超プライドが高くて、恋多き人
ベートーベンはめちゃんこ気が短くて、感情がよく爆発して、喧嘩も絶えなかった
ベートーベンの感情はいたるところで爆発した。
いったん激したら最後、彼は自分の気持ちを自分でおさえることができなかった。
よくも悪くも、そうだった。
音楽家の伝記 はじめに読む1冊 ひのまどか著
爆発すると、椅子をひっくり返したり、テーブルをげんこつでバンバン叩いて、大声でさけんだり、超めんどくさいヤツだったみたい
そんな超短気で、プライドの高いベートーベン、恋に落ちるとすぐに結婚を申し込む、それぐらい情熱的
朝から晩まであなたのことが頭が離れません
あなたが恋しくて恋しくて、何回涙を流したことか・・
こんな↑恥ずかしいラブレターも書いていたりする
まあ、ベートーベンは生涯で10人以上の女性に恋をして、すべて失恋に終わったのだけれど・・(苦笑)
ベートーベンって気難しくて、堅苦しいだけの人だと思ってたけど、恋をしたり、普通の人と同じような感情をもっていたんだね(笑)
すぐに結婚を申し込んだりと、普通の人よりは、気持ちがかなり前のめりになってるけどね(笑)
ベートーベンがどんな人だったかもっと知りたい、そんなときはこちらもチェック▽
第九ってどんな曲? 平等と自由に憧れたベートベンの集大成
第九ってどんな曲なの?
ベートーベンが作曲した交響曲第九番、いわゆる”第九“は、すんっごく簡単にいうと自由と平等を表現した曲です
ベートーベンが生きた時代は、多くの人が自由と平等に憧れた時代
人間は平等じゃなくて、差があるのが当たり前、王様がいて、平民がいて、奴隷がいて、、っているのが普通だったんだけど、『そんなの平等じゃない、自由じゃない』っていうことで、平民が王様をやっつけたりしていた時代
多くの人が自由と平等に憧れていた時代に生きていたベートーベンも、自由と平等に憧れる
そして、ベートーベンは、交響曲第九番で自由と平等を音楽で表現する
第九の4楽章の合唱の歌詞は、簡単にいうと、『人間もっと自由に平等にいきようぜ』って言っている
ベートーベンの第九についてもっと知りたい、そんなときはこちらをチェック▽
第九のヴァイオリンパートの難易度はヴァイオリン協奏曲と同じくらい
第九のヴァイオリンパートの難易度ってどのぐらいなの?
すっごいザックリいうと、ヴァイオリン協奏曲と同じぐらい
例えば、モーツアルトのヴァイオリン協奏曲の3番、4番、5番のカデンツァ付きが、ある程度弾けるないと、第九のヴァイオリンパートを弾くのは厳しいです
*カデンツァはヴァイオリニストが、自分のヴァイオリンの腕を見せびらかすところ、超絶技巧が盛り込まれています
モーツアルトのヴァイオリン協奏曲の3番を聞いてい見たい、そんなときはこちらをチェック▽
モーツアルトのヴァイオリン協奏曲の4番を聞いてい見たい、そんなときはこちらをチェック▽
モーツアルトのヴァイオリン協奏曲の5番を聞いてい見たい、そんなときはこちらをチェック▽
第九のヴァイオリンパートは、モーツアルトのヴァイオリン協奏曲ぐらい難しいのか・・
けっこう本気で練習しないと、第九は弾けるようにはならないぞー(笑)
1楽章を弾くときのポイント
第九の1楽章は、一番ベートーベンらしい音楽
甘さはほとんどない、お堅い、強い、エネルギッシュな音楽
全体にも言えることだけど、ベートーベンの音楽は徹底的に楽譜どうりにっていうのがポイント
強弱、リズム、音程、徹底的に、くどいぐらいに楽譜通りに弾く
第九のレッスンでも『楽譜どうりに弾けー(怒)』と怒られました(笑)
いい加減だもんなー
うるさい(笑)
徹底的に楽譜どうに弾くことで、ベートーベンらしい音楽になります
1楽章を実際に聞いて、イメージを膨らまそう▽
2~3小節目【32分音符はめちゃんこ短く、そして自分にしか聞こえない音量で】
第九のド頭、冒頭部分です
セカンドヴァイオリンのラ・ミの5度の和音の中で弾きます
ここでのポイントは
- 32分音符は超短く(オレンジ色の枠)
- 4分音符はキッチリ4分音符分、のばす(緑色の枠)
- 自分にしか聞こえない音量で弾く
32分音符(オレンジ枠)は超短く、できるだけ短く
そして、4分音符はキッチリ4分音符分のばすこと
なんとなーくな長さで4分音符を弾かないでね!
音量はsotto voceで
sotto voceは『小声で囁くように』という意味です
自分にしか聞こえない音量で弾こう
17小節目【音を保つ、膨らませない、速いヴィブラートで】
17小節目からの劇的なffを弾くときのポイントは
- 音が痩せないように
- 緊張感のある速いヴィブラートで
ffは音が痩せないこと、音を譜面通りキッチリ長くすることがポイント
音が痩せると、緊張感がなくなって、ベートーベンの熱い思いが伝わらない
ダメな例▽
良い例▽
そして、ヴィブラートは速いヴィブラートで
ここはとっても緊張感のある場面なので、ゆったりとしたヴィブラートではなく、速い、緊張感のあるヴィブラートをかける
ヴィブラートも音が痩せないように、音のはじめから音の終わりまでキッチリかけるよー
20~27小節目【8分音符のスタッカートはマルカート】
20~27小節目は、ベートーベンの思いが爆発しているところ
ここを弾くときのポイントは3つ
- スタッカートは歯切れよく、マルカートで(オレンジ色の枠)
- 重音の付点8分音符は、キッチリ伸ばす(緑色の枠)
- ffで強い音を出したいときは、3の指でヴィブラート(青色の枠)
ffでのスタッカート(オレンジ枠) はマルカートで歯切れよく弾く
マルカートは『1音1音はっきり、強く!』って意味
1音1音、音を切って力強く弾いてみよう
マルカートはこんな感じ▽
続く、付点8分音符の重音(緑色の枠)は音の長さ分、長く弾く
8分音符じゃななくて、ちょっと長めの付点8分音符で書いているんで、ベートーベンは強調したかったんだと思う
あと、ffとか強い音を出したいときは、できるだけ3の指を使う
今回の場合でいうと24小節目のffの音(青色の枠)
1stポジションで弾くと、4の指なんだけど、強い音を出したいから3の指で弾くのがおススメ
27小節目【付点8分音符じゃなくて、8分音符】
すんごい細かいけど、
21小節目(オレンジ色の枠)は、付点8分音符で、
29小節目(緑色の枠)は8分音符になってて、ちょい短い
こんな細かいところも、テキトーに弾かずに、楽譜どおりの長さで弾こう
63~64小節目【もっとエネルギッシュなマルカート】
64~65小節目に”ben marcato“と書いてある(オレンジ色の枠)
benは<よく・十分に>っていう意味
まあ、簡単にいうと、もっと強力にマルカートしろやって言ってます
もっと強力に、エネルギッシュな音を出すために、1stポジション、E線の方がそれっぽい音がでる
こんな感じ↓に狂った感じでマルカートを入れます
80~87小節目【元すぎず、自然にはねるポイントで】
80~87小節目のポイントは、
- スタッカート(オレンジ色の枠)の弓の場所は元過ぎず、中過ぎず、自然に跳ねるところで
- 8分音符の長さはいつも同じ(緑色の枠)
スタッカートをするときに、弓の場所が元過ぎると雑音が入るし、中過ぎるとコントロールできない
弓によって違うけど、だいたいここらへん▽
あと、細かいんだけど、スタッカートの後にでてくる8分音符の長さは、毎回同じ長さにすること
楽譜に書いてあるとおりなんだけどね、テキトーになりがちなので
105~106小節目【pとffの差をはっきり】
105小節目はpで106小節目はffで弾く
なんか不自然な気もするけど、キッチリ楽譜に書いてある通りに表現する
pとffをしっかり表現するために、pはA線で、ffはE線で弾くっていうのもあり
132~137小節目【デタシェの♭の音程注意】
132~137小節目はカッコイイ、デタシェの部分
2ndヴァイオリンと交互にデタシェで掛け合います
ここのポイントは、♭の音程に注意っていう点
早いところって音程がテキトーになりがち
指のくっつく、離れるをしっかり確認して♭の音程が高くならないように注意します
よーく♭の音程を聞いてね
147~149小節目【16分休符を感じて、休符も音楽の一部】
147~149小節のポイントは、休符を感じる、っていう点
なんとなーく、休んで、なんとなーく、弾くなんてしていると
ボッーっと生きてんじゃねーぞ(怒)(怒)
と、叱られます
休符も音楽、です
休符のタイミングで弓を置いて、休符を感じてから弾きます
こんな感じに休符を感じます▽
179~186小節目【8分音符を感じて、なんとなーく弾かない】
前の147~149小節目とかぶりますが、休符を感じるっていうのが179~186小節目のポイント
なんとなーく休まないし、なんとなーく弾かない
休符を感じる、休符を感じる、休符を感じる
休符を感じる、頭に叩きこんで
188~192小節目【なんとなーくディミネンドは×】
188~192小節目のポイントは、なんとなーくディミネンドしない、っていう点
191小節目までがffで、192小節目からがpです
なんとなーくpが見えてると、191小節目からディミネンドしたくなりませんか?
勝手にディミネンドなんてしたら
そんなこと書いてないだろうが(怒)(怒)
と、ベートーベンに怒られてしまいますね
191小節目まではffで、192小節目がp、ただの楽譜どおりなんだけどね、注意
216~223小節目【G線の開放弦の音にもヴィブラート】
216~223小節目を弾くときのポイントは
- 16分休符を感じる(オレンジ色)
- G線の解放の音にもヴィブラート(緑色)
- スタッカートは歯切れよく、マルカートで(青色)
超くどいですが、16分休符、しっかり感じてください
あと、G線の開放の音にもヴィブラートをかけて、響かせてください
G線の開放弦の音にヴィブラートかけるのなんて無理じゃね?
G線の解放弦を弾くときは指を抑えてないので、ヴィブラートかけられなそう・・って思いますよね?
実はヴィブラートかけられます
D線のソの音にヴィブラートをかけると、G線の解放のソの音にヴィブラートがかかります
G線の開放弦のヴィブラートはこんな感じ▽
G線の開放弦のヴィブラート、チャレンジしてみてください
あと、222~223小節目のスタッカートはマルカートで弾いてください
マルカートの弾き方は20~27小節目と同じです、←リンクしていますので、復習してみてくださいね
259~267小節目【カンタービレ、固さがほんの少し解放される感じ】
259小節目からは、cantabile
ちなみに、cantabileは<歌うように>という意味
『のだめカンタービレ』のカンタービレだね(笑)
まあ、簡単にいうと歌うように弾いてねってベートベンは言っている
cantabileまではベートーベンらしい、ガッチガチのお堅い音楽だったわけだけれども、cantabileからは固さが少し和らぐところって感じ
こんな風に歌うのはいかがでしょうか?
399~400小節目【音程の要注意ポイント】
399~400小節目は音程の注意ポイントです
3rdポジションで弾いた場合なんだけど、
シの♭は、ドの#につられて高くなりがちだし(オレンジ色)
高いミの音はシの♭につられて低くなりがち(青色)
高いミの音は、フラジオレットで確認できるので要チェック
自分の音をよーく聞いて、良い音程で
430小節目【espressive、ほんの少し人間味がにじみでる部分】
430小節目に小さくこんなことが書いてあります
『espr.』
もっと大きく書けやってツッコミは置いといて、espr.はespressivoの略です
espressivoは<表情豊かに>っていう意味
なんだろう、1楽章は厳しく、厳しく、お堅くって感じなんだけど、430小節目からは何か、人間味を感じさせる音で弾いたらいい
人間味を感じさせるってどんな感じなんだよっていうときのために、人間味のある音を表現してみました▽
519~530小節目【トレモロじゃないよ、きざみだよ】
519小節目からは、きざみ、です、トレモロじゃないです
ちゃんと、音符の数が決まってます、音符1つに音が4つ入ります
んなわかっとるわ、っていうときはスルーしてください、念のため
541~542小節目【8分音符軽くならない、8分音符分たっぷり伸ばす】
1楽章の最後のポイントは、32分音符の後の8分音符(オレンジ色の枠)を重くっていう点
軽くならないように、重く、長く弾く
一般的にffはできるだけ長く弾く、長く弾くとよりffらしく聞こえる
1楽章でお腹いっぱい(笑)
これからこれから(笑)
2楽章を弾くときのポイント
2楽章を通して言えることは
2楽章は『打楽器の音楽』だということ
リズムと強弱があって、そこに音程がついている感じ
もちろん音程も大事なんだけど、リズムと強弱は徹底的に譜面どおりに、ってがポイント
私の書いた指示通りに弾きなさい
実際に第九の2楽章を聞いてイメージを膨らませよう▽
1~8小節目【頭の音を強調して⇒弓使う+ヴィブラートかける】
2楽章の冒頭です
ここでのポイントは
- 付点8分音符は長め
- 付点8分音符で弓を使う
- 付点8分音符にはヴィブラートかけて、響かせて
付点8分音符が上手く弾けると、それっぽくなります(笑)
とにかく、付点8分音符は長めに
付点8分音符の音を長くするために、弓を使うのがポイント
そして、付点8分音符にはヴィブラートをかけて音を響かせましょう
こんな感じです▽
22~44小節目【pp、とにかくpp⇒弓先でぶつけるだけ】
22~44小節目のポイントは
- とにかくppで、小さく小さく、、、そして小さく
- 弓の先の方で弾きます、弓をぶつけるだけ、自分にしか聞こえない音量で
とにかくppで弾きましょう
ppで弾くために、弓の先の方で弾く
弓の中ぐらいで弾けば、そんなに難易度は高くなんだけど
弓先で弾こうと思うと難易度は爆上がりします(笑)
弓先で、弓をぶつけるだけ、自分にしか聞こえない音量で弾く
弓先でのコントロール難しいーー
クレッシェンドまで我慢がまんガマン
45~77小節目【とにかくfを強調して】
45~77小節目のポイントは、
- ppからffのクレッシェンドをしっかり入れる(オレンジ色)
- fはとにかく強く、sfで!(緑色)
しんどくて難しいppが終わって、ffへのクレッシェンドがあります
弓の先で弾いていたのを、どんどん元弓にもっていく
抑圧された気持ちを爆発させるようにクレッシェンドをしましょう
感情が爆発する
そして、61小節目からの、f、f、f、f(緑色の枠)!
fは全部sfな感じで弾こう
*sfは〈突然強いアクセントをつけて〉っていう意味
1回目のfよりは2回目の方が強いfで、2回目のfよりは3回目の方が強いfで、、、って感じでいきましょう
全力でfを弾こう
79~109小節目【とにかくff、ff、ff、、ffで!】
79~109小節目のポイントは、
- <>(オレンジ色)を楽譜通りに入れる、聞いている人にもわかるように
- 93小節目からのff(緑色)はとにかくffで! 付点8分音符の頭すべてにsfがついているように弾く
まずは<>をしっかりいれるっていう点
テンポが速いので、ボーっとしていると<>を入れ忘れたり・・・
意識してしっかりと<>を入れよう
あと、<>がついているところはpなんだけど、弓の先過ぎない、弓の真ん中ではじめるのが良いです
付点8分音符で弓を使うので、弓の先過ぎると、音が苦しくなる
そして、93小節目「C」と書いてあるところのffからは(緑色)、とにかく強く強く
ffに入ったら、付点8分音符すべての音にsfがついているように弾こう
付点8分音符にはヴィブラートも入れて響かせる
ffは感情を爆発させて弾いて
129~144小節目【fからのpp、ppは自分にしか聞こえない音で】
124~144小節で注意しなくちゃいけないところは、
ズバリ、強弱です
fからppへ音量が急降下する
ppを忘れて、fのままppゾーンに突っ込まないように(笑)
210~221小節目【膨らみたいけどディミネンド】
210~221小節目のポイントは、
- 膨らみたくなるけど、デクレッシェンド(オレンジ色)
- 長ーいディミネンドがあるので、210小節目のpはmfぐらいの気持ちでOK(緑色)
なんとなーくピッチカートから解放されて膨らみたくなるような音型だけど、210小節目からは長ーいディミネンドがかかっている
音をだんだん小さくすることを忘れずに
あと、長ーいディミネンドなので、210小節目のpはmfぐらいの気持ちでOK
210小節目のpが大きすぎると、ディミネンドを表現できない
240~255小節目【ずーっとピアニッシモ】
240~255小節目のポイントは、
ずーっと、ピアニッシモってところ
楽譜にも何度も、何度も、くどいぐらいにppが書いてあります
そうとう小さい音で弾いて欲しかったんだね(笑)
ppだらけ(笑)
なんとなーくクレッシェンドしたくなるけど、クレッシェンドまではppです
268~272小節【ffの付点8分音符はすべてsfの気持ちで】
268~272小節目のポイントは、
- 付点8分音符を長めに⇒付点8分音符を弾くときは弓を使う
- 付点8分音符にはヴィブラート
2楽章の冒頭と注意するところは一緒
楽譜には書いていないけど、付点8分音符にはsfをつける気持ちでOK
*sfは〈突然強いアクセントをつけて〉っていう意味
付点8分音符に情熱を注ぎこむ、そんな感じ
396~411小節目【ppでがまんがまんからのstringendpでff】
396~411小節目までのポイントは、
- ppは小さく、我慢、ガマン・・・(オレンジ色の枠)
- 404小節目からはstringendo(緑色)、テンポが速くなるってことを意識して
まず目に入るのがpp
2回もppが書いてあるので、超小さく弾いて欲しいんだと思います
そして、404小節目からはstringendoです
どんどんスピードアップして412小節目のPrestoに飛び込みます
*stringendoは<次第に速く>(次第に速くなって、音も大きくなる)っていう意味です
指揮者とトップをよーく観察して、乗り遅れないように
stringendoはボッーっとしていると、取り残されるぞー
まったりな性格のあなたは自分のことを心配した方が・・・
424~小節目【いいにおいがしてきたなー】
今までは厳しく、厳しくだったけど、424小節目からは雰囲気がかわる
なんかいい匂いがしてきたなーって感じ
なんだろう、爽やかな風を感じて弾きたい
あと、細かいかもだけど、はじめのラの音(オレンジ色)は歌いたので、4以外の指が良い
2の指とかでヴィブラートをかけて、暖かい音で弾こう
475小節目【fpは爽やかな風が吹いてきたなーって感じで】
475小節目のfp(オレンジ色の枠)はキツくなくていいです、厳しさもいらないです
爽やかな風が頬を通り抜ける感じ
こんな感じです▽
505~530小節目【しっかりデクレッシェンド】
505~530小節目のポイントは
強弱を正確に表現するってこと
もう、くどくて、くどくて嫌になるけど、譜面どおりに徹底的に弾くっていいうのが大事
第九のレッスンでも、嫌になるぐらい強弱を注意された・・・
ベートーベンは徹底的に譜面に忠実に、だね
3楽章を弾くときのポイント
3楽章を通してのポイントは
- 強弱は徹底的に楽譜通りに
- リズム揺れない、テンポを一定に
強弱を徹底的に守ると美しい、ありがたい、神様っているんだねって感じになります
あとはテンポキープ、これ大事ね
ベートーベンはピアノの作曲家です
ヴァイオリンよりピアノの方が、テンポをキッチリ教育されています(笑)
気持ちよく歌いたいところがたくさん出てくるんだけど
基本はメトロノームみたいに、テンポをキッチリ守ることが大切です
勝手にテンポを揺らすなー(怒)
第九の3楽章を聞いて、イメージを膨らませておこう▽
3~6小節目【一番美しい音が出る弾き方で】
3楽章の冒頭です
一番良い音がでる弾き方で弾こう
楽譜をよーく見ると”mezza voce“と書いてある
これは”中庸な声量で”という意味
fでもなくpでもなく、一番楽に、自然に、一番良い音の出る弾き方で弾いて欲しい
力まず、自然に、楽に、一番良い音がでる弾き方で弾いてみて下さい
こんな感じです▽
3楽章の冒頭ね、ほんとに好きなんです
これを弾いただけでも、鳥肌たつし、第九の3楽章を弾くためにヴァイオリンを続けてたんだなって思うくらい
8~9小節目【音が上がっても膨らまない】
8小節目からまた美しいメロディーが始める
ここで大切なのは、クレッシェンドしないで我慢我慢、っていうこと
シ♭からファに音が上がるとき、癖でクレッシェンドをかけたくなるけど×です
楽譜に書いてない表現はしない、クレッシェンドが書いてないならクレッシェンドはしない
そうすることで、ベートーベンの描きたかった神々しい音楽になります
20~24小節目【強弱は正確にppは自分にしか聞こえない音で】
20~24小節目は何気ないところなんだけど、強弱がこと細かく書かれている
クレッシェンド、p、piu p、ppすべて一つも漏らさずに表現しよう
*piu pは”今までより弱く”という意味
細かいところだけど、徹底的に楽譜通りに弾く
36~37小節目【膨らみたくなるけどデクレッシェンド】
36小節目の音形と強弱記号がちぐはぐなのが要注意ポイント
音型が上がっているのでクレッシェンドしたくなるけど、楽譜に書いてあるのはデクレッシェンド
雰囲気に合わせてクレッシェンドしないように注意、注意
47~51小節目【<>をしっかりつける】
美しいメロディーの間に出てくる<>はしっかりつけてください
自分で思っているより、クレッシェンド&デクレッシェンドをしっかり入れないと、聞いている人はわかりません
こんな感じにしっかりと、<>をつけます▽
*すみません、音程悲惨ですね(笑)雰囲気だけでも
レッスンで47~51小節目を弾いているときに、<>つけているつもりだったけど、全然わかんないって言われた(笑)
自分で思っているより、<>をつけないと、聞いている人には伝わらないんだね
83~98小節目【2連符と3連符を考えて】
83小節目からのピッチカートのところ
ここで注意なのが、2連符と3連符が混じっているっている点
なーんにも考えないで弾いていると、拍がわからなくなる(笑)
頭の中で、2連符と3連符であることを理解しておこう
話がチョットずれるけど、83~98小節目では、とってもきれいなホルンソロがあるよー
弾くのも大事なんだけど、周りの音もできるだけ聞いてみて、もっとアンサンブルが楽しくなるよ
第九の3楽章の美しいホルンソロを聞いてみたい、そんなときはこちらをチェック▽
99~102小節目【テンポキープ】
99小節目からは1stヴァイオリンの美味しいメロディー
ここでのポイントは、リズムを揺らさないってこと
dolce(甘くっていう意味)なんだけど、歌いすぎず、頭の中の3連符に16分音符を正確に入れていきます
音が上がるとテンポが速くなって、音が下がるとテンポって遅くなりがち・・・
メトロノームと友達になって練習しよう
ベートーベンの音楽はリズムと強弱でできている、徹底的にリズムを正確に
テキトーに弾くなよ(怒)
133~137小節目【細かい強弱を正確に】
133~137小節目はかなーり細かく強弱記号が書いてある
fからディミネンドしてppになってクレッシェンドしてpでdolce
全部残らず、楽譜どうりに弾け(怒)
細かいんだけど徹底的に正確に弾くことで、ベートベンの音楽になる
140~142小節目【休符を感じる】
どの曲でもそうなんだけど、ベートーベンの音楽は強烈に休符を感じるのが大切
140小節目に16分休符があるんだけど、なんとーくじゃなくて『ここは休符なんだ』と頭でしっかり意識する
休符が曖昧だとベートーベンらしい、力強さがなくなるよね・・・
145小節目【スタッカートはハッキリ】
145小節目に出てくるスタッカート(オレンジの枠)はハッキリと弾く
こんな感じに、スタッカートはハッキリ切ります▽
ベートーベンはピアノの作曲家で、ヴァイオリン弾きと比べるとリズム重視の作曲家(ピアノの方がリズムをうるさく言われる・・・イメージ(笑))
そんなリズム重視の作曲家のベートーベンのスタッカートは、リズムをしっかり出して欲しいサインです
一音一音、しっかり切って弾こう
146~151小節目【細かい強弱記号を譜面どおりに】
146~151小節目までのポイントは、
- 書いてある強弱を正確に表現する(オレンジ色)
- 151小節目の頂点の音(緑)は一瞬、光が差し込んできたような音で
お前勝手に弾くなよと言わんばかりに、強弱記号が書かれています
いつもながらウンザリしますね(笑)
まあ、でも書いてあることなので、徹底的に表現しましょう、それがベートーベンに近づける、一番の近道です
私の指示通りに弾けば、素晴らしい音楽、いや芸術になる
あと、151小節目の頂点の音(緑)は、一瞬光が差し込んできたような、神々しい音で弾く
そんな音知らんわっていう方のための、頑張って光が差し込んできた音を表現しようとしてみました▽
152~153小節目【リズム正確に、意外とわからん】
3楽章の最後にチェックしといた方が良いところが、152~153小節目
どうってことないところなんだけど、一瞬?となるポイント
音の出るタイミングが拍の頭じゃなくて、1拍の中の3つめの拍で音を出すっていうのを理解しておく
拍がややこしいの苦手
上の図みたいに、拍のタイミングで線を引いたりして、頭の中を整理しておこう
4楽章を弾くときのポイント
第九でも一番有名な第四楽章、”歓喜の歌”がある楽章になります
第九の”歓喜の歌”を聞いてみた、そんなときはこちらをチェック▽
第4楽章でも大事なのは、徹底的に譜面通りでっている気持ち
4音符は4四分音符のばすし、休みもなんとなーく休まない
楽譜に書いてあることを正確にやるのが大事なんだね
30~37小節目【1楽章の再現部、音符の長さ、音量を正確に】
1楽章のド頭と気を付けることは一緒
- 32分音符は超短く(オレンジ色の枠)
- 4分音符分、ちゃんと4分音符をのばす(緑色の枠)
- pp、超小さく、自分にしか聞こえない音量で(青色)
まあ、楽譜通りに弾いてーってことです
なんとなく音をのばしたり、なんとなくな音量で弾くな(怒)
140~163小節目【有名なメロディーだけど、歌わない】
140小節目からは超有名なメロディー
クラシックなんて知らねーっていう人も知ってると思います
そんな140~163小節目のポイントは、
- sulA(A線だけ)で弾く
- 歌いたくなるけど、歌わない、弓を一定にして平らに
- ほんとーに音量が上がって下がるだけ
なんだろう、天国から光が差し込んできたイメージです
なんか霞がかった感じ
なので、キンキン響くE線じゃなくてA線だけで弾く
あとは、めちゃんこ歌いたくなるけど歌わないっていうのも大事
弓を一定に使って、平らに使って、音量が上がって下がるだけ・・・
そうすると、人間味がなくなって、天国というか神様というか、人間じゃない神々しい音楽になります
実際に140小節目からを弾いてみました、こんな感じ▽
164~187小節目【4分音符分のばして、響かせる】
かっこいいトランペットのメロディーが鳴っているところ
164~187小節目のトランペットのメロディーが聞きたい、そんなときはこちらをチェック▽
164~184小節目のポイントは4分音符を4分音符分、キッチリのばすっていう点です
4分音符分キッチリのばすと、音が響いて、自然にfになるよ
237~246小節目【強弱を注意、fからのすぐにp】
fからの一気にpになるパターンです
音量が急激に変わるっているのは、何度も出てきたパターンですね
240小節目までがfで、次の241小節目からがpです
見落とさないように
257~268小節目【sulGで熱く、有名なメロディー】
257~268小節目のポイントは、
- 257~260小説目の2拍目まではsulG(G線だけで弾く)で弾く(オレンジ色)
- あんまり弓を押し付け過ぎず、楽器が良い音のポイントで弾く
超有名なメロディーですね
ここは1stポジションでもいいんだけど、できたら初めの3小節とちょっとはsulGで弾きたいところ
sulGの方が分厚くて、重厚感のある音が出る
あと、fって書いてあるけど、あんまりゴリゴリ弾いて音を潰さないように、です
楽器が一番鳴るところ、弦が一番振動するところを研究して、良い音で弾けるように
知ってるメロディーが弾けて楽しい♪
285~296小節目【どんどん小さくなる、ガマンガマン】
285~296小節目もだんだん小さくなる
最後の和音(緑色の枠)なんてジャンジャンジャーンっていきたくなるけど、ガマンガマン
sempre pなので、小さく、小さくまとめます
ちなみにsempreは<常に、引き続き>っている意味
ベートーベンは、音をでかくしないで、ずっとpでって念押ししている
音をでかくすんじゃねーぞ(イライラ)
ベートーベンさんに従ってp、ピアノでいきましょう・・・
303~310小節目【トリルは頑張って2回いれる】
303小節目からは、弦楽器どうしでのトリルの掛け合いがあります
どうも、このトリル(オレンジ色の枠)、2回いれた方が良いらしいです
ぼくはサボってトリルを1回しかいれていませんでした(笑)
トリルを2回入れようとすると、けっこう大変なので・・・
できたら、トリルは2回、難しかったり、音程とか不安定になるときはトリルは1回で良いんじゃない?って思ったりしてます
321~325小節【マルカートはめっちゃ強く】
321~325小節目にかけて”ben marc.”という文字がみえます
これは、”ben marcato“の略です
本気でマルカートしろって書いてます
なので、死ぬ気でマルカートしてください、大丈夫です、死にませんので(笑)
本気でマルカートしてみました▽
543~594小節目【ぜーんぶスピッカートで】
543~594小節目は大合唱が入ります
有名な、フロイデなんちゃらーっていう歌詞の合唱が入ります
合唱の裏で弦楽器が何やっているかっていうと、543~594小節目みたいに、けっこう大変なことをやっています
543~594小節目はぜーんぶスピッカートで
こーんな感じに弓の元で飛ばして弾きます▽
ヴァイオリンでは弾きにくいポイントチラチラありますが、飛ばし弓で頑張って弾きましょう
まあ、合唱にかき消されて、ほとんど聞こえないところではあるけど・・ (苦笑)
647~654小節目【トレモロじゃなくて、きざみです】
647~654小節目はトレモロじゃなくて、きざみです
テキトーに音をいれるんじゃなくて、数がちゃんと決まってる
白玉(二分音符)1つに8つの音が入ります
なんとなーくきざみを弾くんじゃなくて、キッチリ楽譜どうりに音符をいれる
655~729小節【激ムズポイント、一言でいうと弾けません】
655~729小節目は大合唱がフーガ(カエルの歌みたいに追いかけっこする)でカッコいいところなんです
大合唱のフーガを聞いてみたい、そんなときはこちらをチェック▽
が、
弦楽器はベートーベンさん頭おかしいんじゃね?って思うぐらい鬼畜なことをやらされています
めちゃんこ、早いです
一言でいうと、
『こんなん弾けるかー』
と楽譜を放り投げたくなります
まあ、ついていけないなりに頭のfとffはキッチリと強調してあげましょう
頭だけでもキッチリ音をいれましょう
弾けないなりに激ムズポイントを弾いてみました、ハイ、無理です(笑)▽
763~782小節目【8分音符はすべて飛ばし弓、、らしい】
763~782小節目の8分音符は全部飛ばし弓で弾きます
そして、ppなので自分にしか聞こえない音量で弾きます
ちなみ、、、ぼくはこの8分音符の飛ばし弓が上手くできません(爆)
弓幅を狭くして飛ばさないで練習しておいて、テンポが上がったら勝手に弓が跳ねるっていう方が、安定するかもしれません
練習のときは弓幅を超狭く(1cmとか、2cmしか弓を使わない気持ち)、飛ばさずに練習しておく、そしてテンポが上がったら自然に飛ぶって感じで、ぼくは、練習しています、もっと良い方法があったら教えてください(笑)
822~831小節目【f祭りと激ムズポイント】
822~831小節目にかけてfとffがズラリと並ぶ、
f、ffは強調してーっていう意味、sfとかsffなイメージでアクセントつけて弾きます
もう、f、ffがありすぎて、やりすぎじゃね?って思うかもしれませんが、全部表現しましょう
あと、827~831小説目は激ムズポイントです、
難しいです、ぼくは弾けません(笑)
頑張って練習しましょう、、、だと芸がないので、指番号を緑字で書いてます
できるだけ、移弦とポジション移動が少ない指使いにしていますので、参考に
843~847小節目【休符を感じる、コンマスと呼吸を合わせて】
843~847小節目は、休符を感じるのが大事、です
音を出す前の4分休符で弓を置いて、休符を感じます
こんな感じに弾く前に弦に弓を置いて休符を感じる▽
けっこう静かなところなので、飛び出したら恥ずかしいです(笑)
コンサートマスターをよーく観察して、呼吸を合わせましょう
854~876小節目【ff・sf・fは強調、協調】
854~876小節目に書かれているff、sf、fはベートーベンが強調して欲しくて書いています
ご覧の通り↑いっぱいffやらsfやらfが、いろんなところに書いていますので、全部アクセントみたいに強調します
疲れてヘロヘロだとは思うけど、第九のクライマックなので、力を振り絞って全量でsfを弾こう
903~915小節目【超速い、効率的な弾き方を考えること】
903~915小節目は超速いです、ついていくのでやっと
ここでのポイントは移弦ができるだけ少ない指使いを考えるって点です
例えば905小節目のミの音はE線の開放弦でもいいんだけど、D戦からE線への移弦で時間がかかる
ミの音をA線でとると、D線からA線なので、移弦の負担は小さくなります
ヴァイオリンを無視してるっていうか、弾きにくい上に、速い・・
メトロノームで少ーしずつテンポ上げてくっていうのが、確実かな・・・
916~926小節【ゆったりテンポから爆速テンポへ】
916~926小節目で気を付けることは、テンポの切り替えです
ゆったりテンポのMaestosoから、爆速のPrestissimoへ
いつもながら、ベートーベンさんは極端ですね・・・(苦笑)
ちなみにMaestosoは<堂々として>っていう意味で、Prestissimoは<めっちゃ速く>っていう意味です
Prestissimoから速いって頭にいれておかないと置いていかれるぞ(笑)
928~940小節目【感動のラスト】
感動の第九のラストステージです
928~940小節目のポイントは
- 高いラの音を強調する、強調マークであるfがついているので
- 緑枠の部分は弓の元で、自然にffになる
928~931小節のラ↑ラ↓ラ↑ラ↓の部分は、高いラ↑の音が聞こえればいいです、低いラ↓はほとんど弾かなくていい
fがついているのは高いラ↑の音だけですからね
あと、緑で囲んだ部分は弓の元で弾きます
弓の元で弾くと、弓の重さで自然とffになる
こんな感じに▽最後の力を振り絞って弾いてください
感動のラストだね、お疲れ様でした
はじめての第九はホントに感動する
ヴァイオリンを弾いているなら、第九は死ぬ前まで必ず弾いて欲しい
まとめ
今回はベートーベン作曲の、交響曲第9番のファーストヴァイオリンの弾き方について解説しました
この記事の内容を振り返ってみよう
- 第九に限らずだけど、ベートーベンの音楽は特に徹底的に楽譜どおりに
- リズム、強弱を一つ残らず表現するっていうのが大切、それと休符ですね、休符も音楽の一部です
- あと、ベートーベンは歌いすぎないっていうのも大切です、好き放題歌うとベートーベンらしい力強さがなくなる
ベートーベンの第九ってほんとに感動します
はじめて第九を弾いたとき、ファーストヴァイオリンだったんだけど、3楽章で感動して涙がでそうでした
感動しすぎて見失って、どこ弾いているかわからなくなったんだけど・・(笑)
第九を弾くためにヴァイオリンを弾いていたんかな、とすら思った
第九難しいんだけど、がんばって練習した分、感動という形で帰ってきます、ほんとに
よーし、練習するぞー
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この記事の著者、めっしーのヴァイオリン教室の特徴
- 大人からヴァイオリンを始めた、初心者限定のヴァイオリン教室
- 18才からヴァイオリン始めた、ぼくめっしーがレッスン
- アマチュアオーケストラでトップ弾いたり、室内楽弾いたり、今はレッスンで超難曲のパガニーニのカプリースさらってる
- 大人から始めたんだけど、プロを輩出する門下で学ぶ
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