- ヴィオラの選び方についてお話しします。
- 実際に楽器屋さんに足を運んで試奏したり、お話しを聴いたり、本を読んだりして、楽器を選んでみて、買ってみて、、そういう中で体験したこととか、自分が感じたことをまとめています。
- ヴィオラ選びを通して一番思ったこと、”自分自身が好きだと思う音のする楽器を買う”ってこと。どの国で作られたとか、製作者が誰とか、先生の意見とか、どーでも良くて”自分自身が”どう思おうか。毎日その楽器の音に触れるは、自分自身なので。
ヴィオラを買おうと思んだけど、何考えて買ったらいいんかな
本記事では、こんなお悩みにお応えします
- 本記事の著者
Twitter(@messi_agarisyo)
・大人からヴァイオリンを始めた(18才から)、15年目
・プロ奏者を輩出してる教室に通った
・今、チャイコンとパガニーニのカプリース弾いてる。
・プロのオーケストラのトップ奏者、NHK交響楽団(NHKでよく見るオーケストラ)奏者の方など、日本のトッププロから指導を定期的に受けている
・アマチュアオーケストラで、トップ奏者(会社でいうと部長クラス?)してた
ヴィオラを買うことにした。
ずっとヴィオラを借りてたんだけど、返さなくちゃいけなくなって、
でも、ヴィオラの音が好きで、もっと弾いてたいなーって。だから買うことにした。
ヴィオラを試奏したり、選んで買ってみて、思ったことがある。
楽器選びで1番大事なのは、自分自身がその楽器の音が本当に好きかどうか、なんかなーと思う
イタリア製だとか、製作者が誰とか、先生が良いって言ってるとか、、そんなのどーでも良くて、"自分自身が"どう思うか。
その音に毎日触れるのは自分自身ですよ。好きな音の出ない楽器弾いて楽しいんかな?
— めっしー@あがり症のヴァイオリニスト (@messi_agarisyo) November 30, 2022
楽器選びで1番大事なのは、自分自身がその楽器の音が本当に好きかどうか、なんかなーと思う
イタリア製だとか、製作者が誰とか、先生が良いって言ってるとか、、そんなのどーでも良くて、”自分自身が”どう思うか。
その音に毎日触れるのは自分自身ですよ。好きな音の出ない楽器弾いて楽しいんかな?
これからヴィオラを買いたいっていうときに、少しだけでも参考になればな
自分自身が良い音だと思う楽器が、買うべき楽器なんじゃないかと思う
自分が良い音だと思う楽器。その楽器が本当に買うべき楽器なんだと思う。
一番大事なのは自分自身が良い音だと思う、ってところ。
毎日楽器を弾くのはあなた自身ですよ。
自分の楽器の音が別に好きじゃないのに、弾いてて楽しいん?
先生がこの楽器が良いっていうから、、そんな理由でその楽器買って良いん?
あなた自身はどう思うの?良い音って思う?
ヨーロッパの多くのヴィオラ弾きは音で楽器を選ぶ
日本ではイタリア製が良いとか、デカいヴィオラが良いとか、いろんな話があるけど、
ヨーロッパでは音で楽器を選ぶみたいです。
ヨーロッパの多くのヴィオラ弾きは、製作国なんてどうでもよくて、誰が作ったなんていうのもどうでもよくて、大事なのは音で選ぶ。
デカけりゃいい、って感じじゃなくて音が良ければ小さいヴィオラを弾く。
楽器の本当の価値って音であって、
だって、音楽をするために作られたモノだから。
大きさだって、極端な話なんでもいい。良い音が出さえすれば。
自分自身が良い音だと思えば買う、すごいシンプル。
イタリア製は日本でしか売れない
イタリア製の楽器は日本でしか売れないことがあるらしい。
ヨーロッパでは売れない。
日本では音がよかろうが悪かろうが、”イタリア製”だからという理由だけで売れる。
”イタリア製”というブランドだけが一人歩きしてる感じ。
楽器を始める前は、良い楽器=イタリア、みたいなイメージがぼんやりとあって、
イタリアの楽器、なんか凄そう、みたいな風に思ってた。
でも実際、国名を隠されて試奏させていただいたときに、めっちゃ良い音するやんって思った楽器が全然イタリア製じゃなくて、安い楽器で、制作国ってなんなんだろーって思った。
ぼくの耳が腐っているだけかもしれないが。
イタリア製だから、とか。有名な誰々が作っているとか、そういうので選ばない方がいいんかなと。
音楽の本場、ヨーロッパでイタリア製の楽器が売れないですよ。
小さいときから周りが音楽だらけで、そんな音楽にどっぷり浸かったヨーロッパの人々がイタリアの楽器を選ばない。(正しくはイタリア製だから買う、っていう思考じゃなくて、いい音だった楽器がたまたまイタリア製だったっていうパターンはあると思う)
”良い楽器=イタリア”みたいな、どーでも良いブランドだけで買わない方が良いんじゃないかと思う。
数百万のイタリアブランドモノの楽器は、お金が余っている人達が買って、経済を回せば良いんですよ。
先生に紹介してもらった楽器屋さんでヴィオラを試奏して。100万以下の量産ヴィオラはほとんど変わらん
ヴィオラを買いたいです。
先生に楽器屋さんを紹介いただいた。
予算はどんなに高くても50万以下。
出て来たのは新作の量産品の楽器。
はっきり言おう。
全然変わらん。
どの楽器も同じ音。
クソつまんねーなって思いました。
量産だから、なのかもしれないが。
70、80万ぐらいの楽器も試奏したが、ハッキリ言って変わらん。
30万と80万の差ってなによ、って感じ。
いや、確かに違うんだけど、差額の50万払うんなら、ヴィオラじゃなくて、家族旅行に使うわって感じ。
楽器屋さんにも、全然違いがわからないって話をしたら、
ぼくも何度も弾いてたらわかんなくなちゃって、って楽器店さんも言ってました。
100万以下の量産のヴィオラ買うなら、30万ぐらいのヴィオラ買っておいて、
将来、ヴィオラもっと深めたいと思ったら100万位上の楽器買った方が良いっても言ってました。
100万以下の量産を買うときは、30万ぐらいにしといとた方が良いかも。副科でヴィオラを弾く音大生も30万ぐらいの楽器弾いてる、とのことでした。
デカくてもそんなに違和感はない、身長 174cmぐらいだと
ヴィオラのサイズって決まってない。
デカいのだと44.0cmとか、弾けないだろっていう感じの楽器も。
現実的には、どんなに大きくても42.0cmが良いところかな。
ちなみに今回、41.5cmぐらいのヴィオラまで弾いてみました。
弾いた感じ、大きさはほとんど問題にならなそうだなーって感じ。
だいたい身長174cmの男です。
それぐらいの体格だったら、ヴィオラの大きさってそんなに影響しないと思う。
ただ楽器屋さんがいうには、ヴィオラのサイズが変わるとボウイングの仕方が変わってくるよ、って言ってた。
楽器がデカいほど、弾くポイントが遠くなるから、手を少し伸ばす必要が出てくる。
手が伸びると、腕が楽器に乗りにくくなる、なーんて問題も出てくるよってもおっしゃってた。
日本人の男、標準体型ぐらいであれば、そこまで大きさは気にしくて良いんかなーと。
音が良いかどうかを軸にして考えたら良いんかなーって。
ちゃんと弓で試奏した方が良い
ちゃんとした弓で試奏した方が良いです。
弓がヘロヘロだと、楽器が鳴らなくて、本当の楽器の価値がわからないから。
今までぼくは、9,800円で購入した初心者用のヴィオラ弓を使っていたんだけど(安すぎですね、、、)
それぐらいの安めの弓だと、ヴィオラによっては楽器に弓が弾かれて、C線が鳴らせない、、っていう場合がある。
ちゃんとした楽器の性能がわからないときがある。
安い弓しか持っていないのであれば、楽器屋さんである程度ちゃんとした弓を借りて試奏した方が、良い楽器に巡り合える確率は上がると思う。
結局、先生にご紹介いただいた楽器屋さんでは弓だけを買うことにした。
楽器はこれに30万出すのかー、と思ったので買わないことに。
知らない日本人の作った、制作年もわからないヴィオラを買いました。
ヴィオラを買いました。
日本人が作ったらしい。製作者は誰かわからない。
制作年もわからない。
でも音がめちゃくちゃ良くて(先生からご紹介いただいた楽器屋さんで弾いた、量産のヴィオラに比べたら10倍ぐらい良い音してると思う)
だから買いました。
自分が本当に良い音だと思ったから買いました。
先生から勧められたか、、みたいな中途半端な意見じゃなくて、本当に自分で良い音だと思って、納得して買った。
なんだろ、すごい満足感
まとめ;自分が本当に良い音だと思う楽器を買ったら良いんじゃないかな
自分で良い音だと思う楽器を買う。
それが一番なんじゃないかと思う。
毎日接して、弾いて、っていうのは自分自身だから。
他人がなんと言おうと、自分が良い音だと思う楽器を買った方が良いと思う。
自分が本当に気に入った音の楽器を買って、毎日癒された方が幸せじゃないかな。
素敵なヴィオラさんを見つけてくださいね。
めっしーのヴァイオリン教室【大人から始めた初心者限定のヴァイオリン教室】
この記事の著者、めっしーのヴァイオリン教室の特徴
- 大人からヴァイオリンを始めた、初心者限定のヴァイオリン教室
- 18才からヴァイオリン始めた、ぼくめっしーがレッスン
- アマチュアオーケストラでトップ弾いたり、室内楽弾いたり、今はレッスンで超難曲のパガニーニのカプリースさらってる
- 大人から始めたんだけど、プロを輩出する門下で学ぶ
- プロを輩出する教室で学んだことをベースにレッスン
- あなたと同じくヴァイオリンを始めたからこそ、伝えられることがある
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大人からヴァイオリンを始めたんだけど、なんか上手くならない
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あなたと同じく、大人からヴァイオリンを始めたからこそ、共感できるし、解決できる部分、いっぱいある
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ヴァイオリンについて悩んでること、どーでもいいこと、簡単なこと、レッスンやってるみたけど実際どうなん?とか、なんでもOK
できる限り、丁寧にお返事させていただきます
緊張して、アガって自分の演奏ができないなら、ヨガをして欲しくて。
あんなに練習したのに。
本番になると、まったく何もできない
震える右手、外れる音程
1つの解決方法がヨガ。
ヨガは、心をコントロールする練習だから。
20世紀の大ヴァイオリニスト、メニューインもヨガの効果に取り憑かれた一人。
粘り強さを得たいときには、ヨガのポーズを数分間じっと耐えれば良いだろうし、落ち着きたいのであれば、静かに規則正しく呼吸し、肺を広げることである。
“ハタヨガの真髄“よりメニューインの推薦の辞から
- このブログの著者めっしーのオンラインヨガ教室。緊張、アガり、リラックスに特化。
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ぼくも緊張・アガリで悩んで試行錯誤してきた。
その中でヨガに出会った。