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病的なあがり症×アマオケ主席奏者/歌のテストで緊張しすぎて倒れ、保健室に搬送/小学校のリコーダーのテストで緊張のあまりリコーダーを落とした経験/なのにヴァイオリンを始める→プロを輩出する門下で学ぶ、ヴァイオリン大好き→緊張で人前で演奏できない→試行錯誤→本来の演奏ができつつある→さらに研究中(←今)/緊張で悩む演奏家のブログ【ヴァイオリンと緊張のためのソナタ】を運営/Twitterではあがり症に役立つ内容を発信(@messi_agarisyo)/めっしーの詳細なプロフィール記事はこちら/全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)修了JADP認定マインドフルネススペシャリスト/JADP認定スポーツメンタルトレーナー

「大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと」を読んで。上手くなりたいなら手に取って欲しい本です。

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めっしー

こんにちは、超絶緊張しいヴァイオリニストのめっしーです。

「大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと 100のレッスン」という本を読んだ。

パガニーニだったり、サラサーテだったり、カール・フレッシュだったり、

名ヴァイオリニストの言葉がまった本。

ヴァイオリンとどう向き合うか、そういうヒントがたくさん詰まった本。

上手くなりたいなら、絶対読んでおくべき一冊かな、と。

今回は、「大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと 100のレッスン」を読んで、ヴァイオリンが上手くなるために絶対知っておいた方がいいこと、参考になることをピックアップしてみました。

ヨメ猫

ヴァイオリンが上手くなるヒントをまとめてます。
ぜひ最後まで読んでみてください。

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ヴァイオリンの真の美しさを表出すためには、毎日六時間から八時間練習しないとできないなどとイザイは考えていませんでした。

ヴァイオリンの真の美しさを表出すためには、毎日六時間から八時間練習しないとできないなどとイザイは考えていませんでした。

学生が毎日三時間の練習をしなければ満足すべき進歩がえられないとするなら、ヴァイオリンを弾こうなどと試みるべきではないというイザイの考え方にはまったく同感です。

(中略)

ヴァイオリンの練習は一回に四十五分以上集中してやるということは無理だと私は考えています。

生徒はこの三時間の練習をもっと有効に使うために、それを四回に分け、その間に休憩をとるといいと思います。

〜デビット•マンスの言葉〜

大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと 100のレッスン 千蔵八郎

大ヴァイオリニストのイザイの話。

たくさん弾けば良い、わけじゃない。

自分の音に心を向け、集中して、が必要で、

なんとなく楽譜をみて、弓を動かして、だと上手くはならない。

もちろん、ヴァイオリンを始めて数年とかであれば、ヴァイオリンというモノに慣れるためにたくさん練習しても良いんだと思うんだけど、

教本を一通り終わった後とか、ある程度弾けるようになると、頭を使わないで弾くだけ、になっちゃうと前には進めない。

めっしー

練習時間、よりも、どうやって練習するかが大事だったりする。

最良のアドバイスは、ゆっくり注意深く練習することです。それから毎日、一日中ヴァイオリンとともに暮らすということです。

最良のアドバイスは、ゆっくりと注意深く練習するということです。

それから毎日、一日中ヴァイオリンとともに暮らすということです。

午前中あるいは午後にたくさん時間を練習にあてるというのは、私が考えている最良の方法ではありません。

一日中でなければなりません。

私の意味するのは、午前中に練習をはじめる、そしてヴァイオリンをおく。

午後に練習をはじめる、そしてヴァイオリンをおく。

夜に練習して、ヴァイオリンをおく。

そして就寝前に練習する。

この練習方式がもっとも重要です。

そうです、練習は一日を通して、一定の間隔をおいてすべきものです。

デヴィッド・オイストラフの言葉〜

大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと 100のレッスン 千蔵八郎 著

20世紀の大ヴァイオリニスト、デヴィット・オイストラフの言葉。

ゆっくり注意深く練習する、そして毎日一日中ヴァイオリンとともに暮らす。

ゆっくり練習はほんとに大事ですね。

プロを育てた先生のもとで5年ぐらい習ってましたが、ゆっくり練習しろって耳にタコができるぐらい言われた。

めっしー

実際にゆっくり練習すると、音程とか、ボウイングが整う。

ヨメ猫

もちろん、自分自身の音に耳を集中させて。

一日中ヴァイオリンと一緒に暮らす、、というのはアマチュアだとなかなか難しいかもしれないけど、確かに上手くなると思う。

朝だけ弾いて、そのあと、まったく弾かないのと、

朝弾いて、夜も弾いて、を比べると、

めっしー

朝弾いて、夜もの弾いたときの方が、次の日の間隔が全然良い。体感済み。

集中力の問題もあると思う。

ぶっつ続けで集中して練習なんてできない。

だから、短い練習時間を一日の中に散りばめて、新鮮な気持ちでヴァイオリンに触れるようにしておく。

めっしー

ゆっくりと注意深く練習する。
そして、一日中ヴァイオリンと暮らす

音楽的にあまり価値のない多くの練習曲にたくさんの時間を割いているのは残念なことで、音楽的にもすぐれており、テクニックの勉強にも役立つ多くの曲があるというのは、すばらしいことです。

音楽的にあまり価値のない多くの練習曲にたくさんの時間を割いているのは残念なことで、音楽としても優れており、テクニックの勉強にも役立つ多くの曲があるというのはすばらしいことです。

たとえば無伴奏ヴァイオリンのための曲がそうです。

クロイツェルの練習曲集の有名な第二番をやめて、その代わりにバッハのト短調の無伴奏ソナタのプレスト楽章を使うことができるということを、もう一度繰り返しいっておきたい。

この楽章にたいして、私ならヴァイオリニストがクロイツェルの練習曲で使用する必要なすべてのボウイングを用いるだろう。

~アレグザンダー・シュタイナーの言葉~

大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと 100のレッスン 千蔵八郎 著

ロシアのヴァイオリニスト、アレグザンダー・シュタイナーの言葉。

音楽的に価値のあるもので練習する。

これ、けっこう大事なことだと思っていて、

思ったよりも人生は短くて、時間はなくて、弾ける曲は限られているということに最近気づいたから。

ヴァイオリンの代表的なエチュードとして、

カイザー、クロイツェル、ローデ、ドント O.35、パガニーニと進んでいくわけなんだけど、

すべて弾く価値はあるんだろうか、と(上記のぜんぶの教本を使った感想として)。

めっしー

無伴奏バッハとかでエチュードの代用できるのなら、それがベストなんじゃないかと。

習っている先生もドント Op.35なんかは機械的な練習だし、こんなん弾くんだったら、もっと音楽的なバッハとかベートーベンを弾くべきで、、、みたいなことをおっしゃっていた。

子供なら良いかもだけど、大人へのアプローチとしては音楽的に価値のない曲を弾くのは、、時間がもったいないというか、もっと音楽的に価値のあるものに時間を使うべきかな、と。

めっしー

機械的な、音楽的に価値のないエチュードを、音楽的な曲で代用できないか考えてみる。時間は無限じゃない。

毎日二時間の練習で十分だと考えている。しかしその集中的な練習の前にフットボールのコーチがいう「頭での練習」をやらなければならない。

毎日二時間の練習で十分だと私は考えている。

しかしその集中的な練習の前にフットボールのコーチがいう「頭での練習」をやらなければならない。

音符の背後にあるものを求め、それを表面に引き出してくることで、作家の言葉の裏にある意味をもとめるのと同じことである。

(中略)

その作品をすっかり把握してしまうまでは、実際の練習をはじめてはならないと私は強く感じている。

記憶の助けもひじょうに重要だ。

すぐれた練習というのは、テクニック的にもそうだが、楽譜を見ないで練習することである。

ヨーゼフ・シゲティの言葉~

大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと 100のレッスン 千蔵八郎 著

20世紀のヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲティの言葉。

めっしー

いきなり弾き始めていませんか?

ヴァイオリンの練習で大切なのは、音を出す前に頭に音楽が入っていること。

まずは楽譜をガン見して、頭に音楽を入れる作業が必要だと思う。

頭に楽譜が入ったら楽器を手に取る。

弾きながら楽譜を見ているかもしれないけど、

楽器を持っちゃうと弾くのに頭が持ってかれちゃって、見ているようで見ていなかったりする。

ヨメ猫

楽譜を見ているつもりになってる。

だから、弾く前に楽譜を見てどんな流れになっているか、丁寧に確認していく、

音符の流れみたいなものを追っていく。

今まで気づけなかったこと、たくさん気づけると思います。もっと音楽が楽しくなると思います。

楽譜をガン見して、頭に入れてから弾くと、弾くのもとっても楽になるし。

めっしー

ヴァイオリンを弾く前に、「頭での練習」をする。
楽譜を頭に入れてから、ヴァイオリンを取り出す。

すべてのテクニックの基礎となるのがスケールです。スケール練習は、より高い熟達へ達するための梯子といえます。

すべてのテクニックの基礎となるものはスケールです。

スケールの練習は、より高い熟達へ達するための梯子といえます。

スケールを短音や三度、六度、オクターヴ、十度などで、ポジションを随時変えながら行うことはテクニックの基本となります。

練習はゆっくりしたテンポで、美しい音を出すように心がけ、一回の練習にあまり時間をかけてはいけません。

スケールをマスターしないで、完全なテクニックへ到達した人はおりません。

美しい音を出すためには、たとえ多くのミスをおかしても、音が貧弱で厚みがなく、質の悪い音をよりはましです。

〜エディ•ブラウンの言葉〜

大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと 100のレッスン 千蔵八郎

何度も聞いたことあるかもだけど、スケールの大切さについて。

めっしー

スケールはヴァイオリンの基礎、土台。

ヨーロッパの音楽院に入ると、まずはスケールをガッツリ弾かされるらしい。

レッスンの最初にスケール弾いて、ちゃんと弾けなければそのレッスンは終わり。

1番シンプルなスケールが弾けないなら、曲なんて弾けっこないよねー、という話。

音程も音色も、もっと良くなるように、もっと美しくなるように、、スケールを練習していく。

非常に役に立つのは、あとで聴きなおせるように自分の演奏を録音することだろう。

さて、生徒が音楽的に興味のある商品を弾き始める段階になって非常に役にたつのは、あとで聴きなおせるように自分の演奏を録音することだろう。

こうすれば、演奏中に意識にのぼらなかった多くのことに気づくだろうし、何よりもピッチやフレージングをやりすぎた、強調しすぎたと思っても、聴きなおしてみると、それは最初に意図したとおりで別にそこだけが演奏の中で目立っているわけではないことがんかる。

録音してそれを聴きかえすことは、私の若い日の勉強にとても役に立った。

(中略)

録音し、聴きかえし、偉大な演奏の録音と比較する。

ただ、それを真似る結果にならないように、前章で述べたような注意はしなければならない。

私は聴きかえすときに、まずいところを書きとめることを勧めている。

そして、どうしてまずいのか、どうすれば正しく弾けるようになるかを根気よく研究するのである。

サルヴァトーレ•アッカルドの言葉〜

大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと 100のレッスン 千蔵八郎

別記事でも書いたんですが、録音すると上手くなります。

>> 【今すぐ録れ、の上達法】録音すればヴァイオリンは爆速で上手くなる

自分の音、演奏を聴いているつもりかもしれないけど、聴いているようで聴いていないことが多い。

録音して聴き直してみると、ほんとに自分の演奏かと疑いたくなるぐらいの音程の悪さと、へんてこりんなフレージングに耳をふさぎたくなるんだけど、

めっしー

問題点がハッキリわかるし、前進するきっかけになる。

演奏を録音するのは、スマホでも十分で、自分の欠点がよーくわかると思います。

どんなに安いヴァイオリンでも、高価な椅子よりは価値があるんだから

私がアウアーのレッスン室に入っていったときのことです。

その部屋は美しい家具にあふれていましたが、床に私の粗末なヴァイオリンケースを置いたときです。

彼は私に跳びかかるようにして、こういいました。

「だめた、そんなことをしては。

どんなに安いヴァイオリンでも、高価な椅子よりは価値があるんだから」

~ベンノ・レビノフの言葉~

大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと 100のレッスン 千蔵八郎
めっしー

楽器、大事にしてますか?

どんなに安い楽器でも、ちゃんと調整すれば音楽はできるし、

何よりヴァイオリンは友だちとか、恋人みたいなもので、

そんな友だち、彼女を雑に扱うような人はガサツな音しかでないだろうし、

楽器を大切にできるからこそ、良い音楽、良い音になるんじゃないかな、と。

まとめ;ヴァイオリンが上手くなる言葉が詰まった本。

「大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと」は上手くなるヒントがたくさん詰まった本。

大ヴァイオリニストの考え方みたいなものを、すごく身近に感じさせてくれる。

この記事ではすべてのヴァイオリニストの言葉を書いてあるわけじゃないけど、

少しでも言葉に触れて、何かしら感じてもらって、練習に役立ててもらえたらなーと思います。

めっしーのヴァイオリン教室【大人から始めた初心者限定のヴァイオリン教室】

この記事の著者、めっしーのヴァイオリン教室の特徴

  • 大人からヴァイオリンを始めた、初心者限定のヴァイオリン教室
  • 18才からヴァイオリン始めた、ぼくめっしーがレッスン
  • アマチュアオーケストラでトップ弾いたり、室内楽弾いたり、今はレッスンで超難曲のパガニーニのカプリースさらってる
  • 大人から始めたんだけど、プロを輩出する門下で学ぶ
  • プロを輩出する教室で学んだことをベースにレッスン
  • あなたと同じくヴァイオリンを始めたからこそ、伝えられることがある
  • 大人から始めた難しさ、苦労、とってもわかるし、ちょっと先を行ってるからこそ、どうやって壁を乗り越えていったかお話できる
  • しっかりあなたと向き合って、話して、レッスンしたいと思ってます
  • 朝レッスン 6:00~(おそらくここの教室だけ)
  • 学生割引あり

大人からヴァイオリンを始めたんだけど、なんか上手うまくならない

そんなときに力になれないかな、と思ってる

めっしー

あなたと同じく、大人からヴァイオリンを始めたからこそ、共感できるし、解決できる部分、いっぱいある

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できる限り、丁寧にお返事させていただきます

緊張して、アガって自分の演奏ができないなら、ヨガをして欲しくて。

あんなに練習したのに。

本番になると、まったく何もできない

震える右手、外れる音程

1つの解決方法がヨガ。

ヨガは、心をコントロールする練習だから。

20世紀の大ヴァイオリニスト、メニューインもヨガの効果に取りかれた一人ひとり

粘り強さを得たいときには、ヨガのポーズを数分間じっとえれば良いだろうし、落ち着きたいのであれば、静かに規則正しく呼吸し、肺を広げることである。

ハタヨガの真髄“よりメニューインの推薦すいせんから
めっしー

ぼくも緊張・アガリで悩んで試行錯誤してきた。
その中でヨガに出会った。

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ヴァイオリン歴15年×病的なあがり症×アマオケ主席奏者してた/歌のテストで緊張しすぎて倒れ、保健室に搬送/小学校のリコーダーのテストで緊張のあまりリコーダーを落とした経験/なのにヴァイオリンを始める→プロを輩出する門下で学ぶ、ヴァイオリン大好き→緊張で人前で演奏できない→試行錯誤→本来の演奏ができつつある→さらに研究中(←今)/緊張で悩む演奏家のブログ【ヴァイオリンと緊張のためのソナタ】を運営/Twitterではあがり症に役立つ内容を発信(@messi_agarisyo)/めっしーの詳細なプロフィール記事はこちら/全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)修了/JADP認定マインドフルネススペシャリスト/JADP認定スポーツメンタルトレーナー

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