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病的なあがり症×アマオケ主席奏者/歌のテストで緊張しすぎて倒れ、保健室に搬送/小学校のリコーダーのテストで緊張のあまりリコーダーを落とした経験/なのにヴァイオリンを始める→プロを輩出する門下で学ぶ、ヴァイオリン大好き→緊張で人前で演奏できない→試行錯誤→本来の演奏ができつつある→さらに研究中(←今)/緊張で悩む演奏家のブログ【ヴァイオリンと緊張のためのソナタ】を運営/Twitterではあがり症に役立つ内容を発信(@messi_agarisyo)/めっしーの詳細なプロフィール記事はこちら/全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)修了JADP認定マインドフルネススペシャリスト/JADP認定スポーツメンタルトレーナー

「天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔」を読んで考えたこと、感じたこと。

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めっしー

こんにちは、超絶緊張しいヴァイオリニストのめっしーです。

最近少しずつですが、レッスンさせていただく機会が増えてきて、

どうやったら来てくださる方の成長のためになるかって、よく考えるようになった。

その参考として、名ヴァイオリン教師といわれたドロシー・ディレイの本を読んでみることにした。

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けっこう、考えさせられることがあって、心に残った言葉を少しピックアップしてみようと思う。

読みたい場所をクリック!

レッスンは自分で考え、決めるっていうことを学ぶ場所。

彼女の哲学の根本にあるものは、生徒達に「自分で答えを見つける」ように要求し続けることである。

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

ディレイは問題点を逆さまに見たり、裏から見たり、細かく分解してみたり、十の異なった可能性を考え出してみせるが、最後の解決法は生徒本人の選択にまかせる。

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

自分の考えを押し付けるのではなく、生徒自身で考えて欲しいと、優しく笑顔で、毅然きぜんと主張する。

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

生徒にいかに考えるかを教え、生徒自身の本来の能力を信じてそれを効果的に発揮するよう指導することを彼女の教授法の基本としている。

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

心にグサッと刺さる部分が多かった。

レッスンって、教える場所、だと思ってたから。

レッスンって、与える場所、だと思ってたから。

でももしかしたらそれは違って、自分自身で答えを見つけてもらう場所、なんかなと。

めっしー

先生の言葉とか、弾いてくれた音はあくまで参考。
最終的にどう弾くかっていうのは自分が決める、答えは自分で決める。

ぼくが受けてたレッスンの多くは、ある意味、答えを教えてもらうレッスンが多かった。

違う違う、こう弾くんだよ、って先生が見本を弾いてくれて、

それを真似マネして弾いていく。受け身な感じ。

もちろん先生のお手本はすごく参考になるし、

ヴァイオリンを始めたばかりのころとか、小さい子の場合は、お手本を見て真似るっていうのはとっても大事なことだし、絶対必要なことなんだけども、

ある程度の年月弾いたなら、受け身なレッスンの受け方は違うんかなと。

めっしー

先生のお手本の真似マネばかりで育ってくると、将来の成長が止まる感じがする、真似マネするだけで育ってきた自分自身を見て思うんだけど。

教える立場としてもここはこう弾く、とか言うのはとっても簡単なんだけど、その方のためにならないんかなと。

ある程度のパターンを見てせ、あとはどんなのがあるかな?って聞いて、一緒に試行錯誤して、最終的には自分で決めてもらう。

なんだろ、できるだけ対等な関係って言ったらいいかな。

めっしー

先生と生徒、みたいな関係じゃなくて、意見を出し合って、刺激し合う関係がベストなんじゃないかなと思ったし、そういうレッスンが最終的にレッスンに来てくださる方のためになるんじゃないかなって思う。

何も反論してこない生徒を教えることはとても難しい。

何も反論してこない生徒を教えることはとても難しい。

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

子供達によく言うのです。

「従順な東洋の女の子であるのはやめなさい。

アメリカの女の子になりましょうよ。

時には我慢してなくてもいい事柄もあるの。

人をうまく追っ払う、お行儀の悪い言葉を教えてあげましょう」

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

何も反論してこない生徒を教えることはとても難しい。

言い換えると、いい子ちゃん、つまらないんですよってことを言ってるんだと思う。

めっしー

先生の言うこと思考停止で鵜呑うのみにして、自分で考えないいい・・子ちゃん。

日本に住んでたら従順であることが良い、という教育をされる。

先生の言うことをちゃんと聞く子が良い子、みたいな(それも反抗することなく)。

出るクイは打たれるってやつ。

でも、そういう生き方って本当につまらないと思うし、成長止まる。

本当に価値のあることは、自分で考え、見つけたことだから。

人間は物を考える頭脳を持っているので、自分で考えたアイディアは、とても信頼できる、価値のある、興味深いものです。

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

もちろん、先生の言うこと全部に反発しろって言っている訳ではなくて、

先生の言うことをまずは素直に聞いてやってみる、実践してみるっていうのは大事。

でも、自分に合わないのなら、先生の言うことであっても、やめたらいいというか、やっぱり自分の考えを持ってやるのがもっと大事。

先生の言うことが、自分に100%当てはまる、なんて保証はどこにもないわけだし。

だから、先生のアドバイス通りやってみたんですが、上手くいきません、みたいなことを先生に言うのは普通だと思うし、やってみて違和感があるなら先生に言ったら良いと思う。

先生のアドバイスより良い方法を発見したなら、そっちを採用すればいいし。

自分の体のことなんて、自分にしか分からないし、絶対的な正解なんてないんだから。

めっしー

従順な子であることをやめる。自分で考える、そして先生の意見と違うんだったら、ちゃんと議論する、お話しする。
そういう先生を探したいし、教える立場に立ったらそういう関係になりたい。

鮮明に言葉で表現することの大切さ。

学生が曖昧な言葉で話始めると、私ははっきりと聞き正します。

「正確にそれはどういう意味だとあなたは思うの?」

そうすることによって、自分が言わんとしている内容を、はっきりと理解して話す習慣がつくはずです。

言葉には圧倒的な力があります。

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

正確に言葉にすること、言葉でイメージを鮮明に表現できること、これ、本当に大切なことだと思う。

めっしー

鮮明に言葉にできないことは、本当に理解できていないし、そんな不鮮明な思いを相手にちゃんと伝えることは難しい。

ただでさえ、音楽では”言葉”という強力すぎるコミュニケーションツールが使えないわけだし。

音楽を使って何かを伝えるときは、なんとなく話して伝えるよりも、もっともっと正確で、鮮明な言葉が必要なんだと思う。

鮮明に言葉にできるからこそ、音楽の中の”自分の意思”みたいのが聞き手に伝わるんじゃないかな。

質問だらけのレッスン。言葉にする作業。

ディレイのレッスンは質問だらけだ。

ベートーヴェンはこの一節で何を言いたかったと思う?

このテーマから次にもっと上手く移行する方法はないかしら?

もう少しボーイングを研究して、この部分をもっと生き生きとさせる方法を見付けたらどうかしら?

ダウンボウ(下げ弓)で、もう少し時間をかけたら、このフレーズはもっと良い音がすると思わない?などなど。

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

質問だらけのレッスン。

受けたことないなーと思う。

どうしてもの受け身になっちゃって。

どうしても先生からの一方通行なっちゃって。

でも、言葉にすると頭が整理されるのは確かだし、たくさん質問を投げかけられるように努力したい。

こちらの一方通行にならないように、そして、自分自身で言葉にしてもらって何かをつかんでもらえるように。

あえて言わないっていう選択肢もある

「多くの場合、私はここに座って、何を言うべきか考えています。

でも結局それを言わないことにするのです。」

とディレイはかつて語ったことがある。

天才を育てる 名ヴァイオリン教師 ドロシー・ディレイの素顔 バーバラ・L・サンド 著 米谷彩子 訳

言わないっていう選択があるってこと。

あえて言わない。

その人のためを思って話しているつもりでも、本当にその人のためになっているかはあやしくて、

いろいろ言われてすぎて、わかんなくなるときだってある(歩幅は◯cm、地面につく角度は◯度、、、なんて説明されるとどう歩けばいいかわからなくなる、、言っていることは正しくても)。

だから、方向性があっていれば(自分とは違っても)、あえて何も言わないって言うのも選択肢に持っておくのは大事かなと。

その人のために、あえて言葉にしない。

まとめ;レッスンは自分自身で答えを見つけにいく場所、探しにいく場所

レッスンは自分自身で答えを見つけにいく場所、探しにいく場所。

だから、教える立場に立つなら、いらっしゃった方が自分で答えを見つけられるようにすることが、教える人の役割なんかなと思う。

答えはこれですっていうんじゃなくて、いろいろなパターンを出せるようにしておく、引き出しをたくさん持つように日々努力していくのが教える人の役割なんかなと思った。

けっきょくね、良いレッスンをするために努力しかないと思った。

自分もレッスンを受け続けて、新しい考えを吸収したり、いろんな演奏を聞いたり、引き出しをたくさん出せるようにしとかないといけないし、自分自身で試行錯誤して、良い音を追求していかなくちゃいけないし、

そういう小さな努力の積み重ねが、いらっしゃった方の成長に少しでも役立てるんかなと思った。

少しづつでもいい、前進していきますよ。

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めっしーのヴァイオリン教室【大人から始めた初心者限定のヴァイオリン教室】

この記事の著者、めっしーのヴァイオリン教室の特徴

  • 大人からヴァイオリンを始めた、初心者限定のヴァイオリン教室
  • 18才からヴァイオリン始めた、ぼくめっしーがレッスン
  • アマチュアオーケストラでトップ弾いたり、室内楽弾いたり、今はレッスンで超難曲のパガニーニのカプリースさらってる
  • 大人から始めたんだけど、プロを輩出する門下で学ぶ
  • プロを輩出する教室で学んだことをベースにレッスン
  • あなたと同じくヴァイオリンを始めたからこそ、伝えられることがある
  • 大人から始めた難しさ、苦労、とってもわかるし、ちょっと先を行ってるからこそ、どうやって壁を乗り越えていったかお話できる
  • しっかりあなたと向き合って、話して、レッスンしたいと思ってます
  • 朝レッスン 6:00~(おそらくここの教室だけ)
  • 学生割引あり

大人からヴァイオリンを始めたんだけど、なんか上手うまくならない

そんなときに力になれないかな、と思ってる

めっしー

あなたと同じく、大人からヴァイオリンを始めたからこそ、共感できるし、解決できる部分、いっぱいある

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できる限り、丁寧にお返事させていただきます

緊張して、アガって自分の演奏ができないなら、ヨガをして欲しくて。

あんなに練習したのに。

本番になると、まったく何もできない

震える右手、外れる音程

1つの解決方法がヨガ。

ヨガは、心をコントロールする練習だから。

20世紀の大ヴァイオリニスト、メニューインもヨガの効果に取りかれた一人ひとり

粘り強さを得たいときには、ヨガのポーズを数分間じっとえれば良いだろうし、落ち着きたいのであれば、静かに規則正しく呼吸し、肺を広げることである。

ハタヨガの真髄“よりメニューインの推薦すいせんから
めっしー

ぼくも緊張・アガリで悩んで試行錯誤してきた。
その中でヨガに出会った。

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