- ヴァイオリン歴15年目の筆者が、ヴァイオリンが難しい理由について解説!
- 実際にヴァイオリンを弾き続けていて、どんなことが難しかったのかについてお話しています
- 音程を取るのがクソ難しかったり、膨大な音符を速弾きしないといけない・・・難しいのは確かなんだけど、ヴァイオリンから得られるものは無限大
大学の入学式で聴いた、オーケストラの演奏が忘れられない。
ヴァイオリン、、、始めてみたい、、
でも、ヴァイオリンって、難しいんだよね、、?
どんな風に難しいんだろ?
わたしでも、ヴァイオリン弾けるんだろうか。
この記事では、こんなお悩みにお答えします
- 本記事の信頼性
Twitter(@messi_agarisyo)
・大人からヴァイオリンを始めた(18才から)
・プロ奏者を輩出してる教室に通った
・プロのオーケストラのトップ奏者、NHK交響楽団(NHKでよく見るオーケストラ)奏者の方など、日本のトッププロから指導を定期的に受けている
・アマチュアオーケストラで、トップ奏者(会社でいうと部長クラス?)してた
こんにちは、超絶緊張しいヴァイオリニストのめっしーです
始めてのオーケストラ、めっさ良いですよねー
ぼくも生のオーケストラを始めて聞いたのが、大学の入学式のとき、18才のとき。
オーケストラの演奏聴いて、鳥肌が立ったのを覚えています
そして、ヴァイオリンを弾く先輩方々、それはそれはカッコよかった
早く本題に入ってよ
ごめんごめん(笑)
ヴァイオリン、クソ難しいですよー(笑)
ぼくは今(2022年6月)ヴァイオリン歴15年目ですが、難しくて、難しくて、くじけそうになってます(笑)
まあ、いつものことなんだけれども
この記事では、ヴァイオリン歴15年目の筆者が、実際にヴァイオリンをやってみて、どんなことが難しかったのかをお話していこうと思う
そして、難しいヴァイオリンをなんで、15年も弾いているかも話していきたな、と。
この記事を通じて、ヴァイオリンを始めるきっかけになればなーと。
ぜひ最後まで読んでみてくださいねー
歴15年目が思う、ヴァイオリンが難しい5つの理由
ヴァイオリン歴15年目のぼくが、ヴァイオリン弾いてて難しいなーって思うこと、
- 音程を取るのが難しい
- すごい量の音符を弾く必要がある
- 良い音を出し続けるのが難しい
- 身体の変化が、ダイレクトに音に影響する
- 続けるのが難しい
もう少し具体的に見ていこう
音程を取るのが難しい
ヴァイオリンは、音程を取るのが難しい
クソ難しい
ほんとうに、冗談じゃないぐらい難しいです
弦を押さえる場所が、1mm変わっただけで、音程が外れます。
そして、弦を押さえる場所が1mm変わっただけで音程が外れるのに、
左手はヴァイオリンの指板(指を押さえる黒い部分)の上を行ったり来たりですよ
もう博打、なんのギャンブルですか?っていうレベル
すごい量の音符を弾く必要がある
ヴァイオリンは、凄まじい量の音符を、凄まじく早いテンポで、弾かないといけないときがある
もうね、頭ついていかん
ピアノとか弾いてたらわかると思うんだけど、
速いの、難しいやん。それと同じ、指回らん
人間に弾かせること、想定してます?作曲家さん、っていうレベル
例えば、チャイコフスキーという人が作曲した、交響曲第4番っていう曲。
チャイコフスキーの交響曲第4番はこんな曲↓
楽譜はこんな感じ↓
テンポ速いし、音符多いし、、、もう嫌(笑)
黒い16分音符のカタマリと闘うことは、ヴァイオリンを始めたら必須かなと。
良い音を出し続けるのが難しい
良い音を出し続けるのが難しい
ヴァイオリンを弾くと、膨大な量の音符を弾くことになると思うんだけど、
膨大な量の音符一つ一つ、ヴァイオリンらしい良い音で弾こうと思ったら、超超超超難しい
難しいっていうか、無理だね
ヴァイオリンで音を出すとき、右手で弓を動かして弦を振動させるんだけど、
これが難しいんよね。
弦に弓を押し付けて圧力をかけちゃうと、ガリガリっていう音(ドラえもんのしずかちゃんのイメージ?)が出ちゃうし、弦にかける力が弱いと、ヒョロヒョロっとして音になる
力のバランスが難しいわけ。
ヴァイオリンらしい良い音を出すために、絶妙のバランス感覚を膨大な音符、一つ一つにやろうと思ったら難しい
弓から弦への圧力かけすぎてガリって汚い音になるときにもあれば、圧力足らなくてヒョロヒョロした音も混じる
良い音、美しい音を出し続けるのって激ムズなんですよ
身体の変化が、ダイレクトに音に影響する
ヴァイオリンは身体の変化が、ダイレクトに音に影響する
姿勢を変えただけでも音は変わるし、呼吸の仕方を変えただけでも音は変わる。
身体の変化に敏感なのがヴァイオリンの面白さなんだけど、逆に言えば、ちょっとした影響で演奏が崩れたりする、そういうのが難しいなと。
人前で演奏するときとか、ほかの楽器と比べて、崩れやすかったりするかもしんない。
緊張したりとかして、身体が硬くなる。
身体の硬さが音に移る、音が硬くなる、みたいな。
ちょっとした身体の変化で音に影響でるから、そりゃあ緊張したら音も変わるよねって。
続けるのが難しい
ヴァイオリンって続けるのが難しい。
ぼくの周りの大人からヴァイオリンを始めた人も、ほとんどの人がヴァイオリンをやめていく。
ほんとに面白くなる前にヴァイオリンを弾かなくなる。
ヴァイオリンを続けるのが難しい理由は、この3つかな。
- 練習する場所がない
- 時間がない
- 金がない
練習する場所がない
練習場所がない問題は、ずっと付きまとう。
学生だったら、音楽室とか練習する場所があるかもれない。
でも、社会に出ると、爆音を出して練習する場所って少ない
ヴァイオリンって実は爆音、騒音レベル
アパート暮らしだったら、音を出すのは無理だし、
ぼくは、カラオケボックスととか行って練習してた。
時間がない
ヴァイオリンが、それなりに弾けるようになるには、膨大な時間がいる
想像しているよりも、時間がかかる。
練習しないといけない。
でも、社会人になるとマジで時間ない。
子供なんて生まれたからには、時間ない。
時間なくて練習しない、あっという間に弾けなくなる。
ヴァイオリンやめる、ってなっちゃう。
金がない
大学生なら、金がないっていうのが、一番の理由かもしれないね。
ヴァイオリン、けっこう金がかかる。
レッスン代、楽器、楽器のメンテナンス、オーケストラ部に入るなら、部費、合宿費・・・
金を理由にしてヴァイオリンをやめる人も、けっこうみてきた
バイト頑張ってください、としか言えないんだけれども。。
ヴァイオリンを構えるフォームが不自然らしい、そんなことないと思うんだけどな
ヴァイオリンを構えるフォームが不自然らしい
”らしい”と言ったのは、ぼくは不自然と思ったことがないから
むしろ、けっこう自然体で弾ける楽器なんじゃないかと思う
ヴァイオリンは驚くほど自然な姿勢で弾く楽器ですし、だからこそ四百年以上ほとんど演奏スタイルが変わっていないのだと思います。
まるごとヴァイオリンの本 石田朋也 著
ヴァイオリンのどこが難しいかっていう話が出たときに、よく、ヴァイオリンの持ち方が不自然だから難しいって話になる
でも、ぼくは別にヴァイオリンの構えるフォームが、不自然だと思ったことがない
不自然だから体痛くなるんだよねーっていう人もいるけど、ぼくの場合は身体、痛くなったこともほとんどないし
さすがに1日8時間とか弾けば、なんか左手疲れたなーとかはなるけど
なんだろ、左右非対称なところが難しいんかな?
左手は楽器を持って、右は弓を持ってみたいな格好
大人からヴァイオリンを始めても、ある程度ちゃんとしたヴァイオリンの持ち方をすれば、そんな違和感はないんかなーと思ったり。
なんでこんなクソ難しい楽器を15年も弾いているのか
なんでこんなクソ難しい楽器を15年も弾いているのか
一言でいうと、感動があるから
音楽でしか感じられれないもの、経験があるから。
ヴァイオリンを弾いていると、弾きながら泣ける機会に出会えることがある。
なんだろ、あまりにも美しく、人間離れしていて、鳥肌が立って、涙を抑えきれない、みたいな。
ぼくがそんな泣ける経験したのが、ベートーベンの交響曲第9番っていう曲を演奏したとき
年末に毎年放送される、”第九“と言われる曲です
第九は、合唱が有名だと思う
でも、もっと美しい部分がある
第九の3楽章の曲
第九は4つの曲で出てきていている
1楽章、2楽章、3楽章、4楽章って感じ。
合唱は4楽章で出てくる
第九の3楽章は美しさのカタマリ。
この世にこんな美しいものがあるなんて知らなかった。
なんだろ、すべてを包み込んでくれる美しさ。
ぼくは、この第九の3楽章を弾いたとき、あまりの美しさに弾いていて涙が止まらなくなった。
文章ではあんまりうまく表現できないんだけど、
胸いっぱいに込み上げてきて、涙腺が崩壊した。
残念だけど、聴くだけじゃ、こんな感動は味わえない。断言してもいい
実際に楽譜を音にしてわかること、感じること、たくさんある
もう、凄まじくたくさんある。
だから、だからですよ、
クソ難しいし、うまく弾けないし、金もかかるし、膨大な時間も取られるんだけど、ヴァイオリンを弾き続けている。
大人からヴァイオリンを始めても大丈夫?
大人からヴァイオリンを始めるなんて、無謀じゃないかって?
断言します
大人からヴァイオリンを始めても、弾けるようになる
もちろん世界でソロで活躍するのは厳しい
というか、無理
オーケストラをバックに、ヴァイオリンを美しく奏でる、みたいな、ね。
でも、アマチュアオーケストラで弾くなら余裕です
大学のオーケストラとか。
大学からヴァイオリンを始めて触る人もたくさんいるし、ぼくもそうだし、
大人からヴァイオリンを始めても、アマチュアオーケストラでトップ(会社でいえば部長クラスかな?、一番前で弾くひと)を任されて、小さいころからヴァイオリンを弾いているひとを引っ張る人もいる
だから、無理じゃない、大人からヴァイオリンを始めることは。
まとめ:ヴァイオリンは難しい、けれど、得られるものは無限大
本記事の内容をまとめます
- ヴァイオリンは音程を取るのがクソ難しい
- 凄まじい音符を弾かないといけない、頭がついていかん
- ヴァイオリンらしい良い音を出し続けるのが難しい
- 身体の変化がダイレクトに音に影響する、面白いところだけど、難しいところ
- 続けるのが難しい、練習する場所がない、時間がない、金がない
- ヴァイオリンでしか味わえない感動がある、マジで泣ける
- 大人からでもヴァイオリンを始めることは余裕です
ヴァイオリンは難しいんよ
超難しい。
誰でも簡単に弾けるよー、なんて嘘をつくつもりもない。
時間はかかるし、お金もかかるし、
早い、安い、うまいの正反対って言ってもいい。
でも、ヴァイオリンを始めたいって思うなら、ぜひチャレンジして欲しいなと
そして、ヴァイオリンを通じて、音楽の素晴らしさを感じて欲しいなと
この世界に、こんなにも美しいものがあったんだ、そう気づくきっかけになれば、と。
めっしーのヴァイオリン教室【大人から始めた初心者限定のヴァイオリン教室】
この記事の著者、めっしーのヴァイオリン教室の特徴
- 大人からヴァイオリンを始めた、初心者限定のヴァイオリン教室
- 18才からヴァイオリン始めた、ぼくめっしーがレッスン
- アマチュアオーケストラでトップ弾いたり、室内楽弾いたり、今はレッスンで超難曲のパガニーニのカプリースさらってる
- 大人から始めたんだけど、プロを輩出する門下で学ぶ
- プロを輩出する教室で学んだことをベースにレッスン
- あなたと同じくヴァイオリンを始めたからこそ、伝えられることがある
- 大人から始めた難しさ、苦労、とってもわかるし、ちょっと先を行ってるからこそ、どうやって壁を乗り越えていったかお話できる
- しっかりあなたと向き合って、話して、レッスンしたいと思ってます
- 朝レッスン 6:00~(おそらくここの教室だけ)
- 学生割引あり
大人からヴァイオリンを始めたんだけど、なんか上手くならない
そんなときに力になれないかな、と思ってる
あなたと同じく、大人からヴァイオリンを始めたからこそ、共感できるし、解決できる部分、いっぱいある
無料ヴァイオリン相談【どんな簡単な質問でもOKです】
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下のLINEかお問合せ、twitterにメッセージいただければ、基本的になんでもお答えいたします
ヴァイオリンについて悩んでること、どーでもいいこと、簡単なこと、レッスンやってるみたけど実際どうなん?とか、なんでもOK
できる限り、丁寧にお返事させていただきます
緊張・アガリに悩むヴァイオリン弾きのためのヨガ教室
あんなに練習したのに。
本番になると、まったく何もできない
震える右手、外れる音程
1つの解決方法がヨガ。
ヨガは、心をコントロールする練習だから。
ぼくも緊張・アガリで悩んで試行錯誤してきた。
その中でヨガに出会った。