- ppを弾くのが怖いの、普通です。プロでも怖い。プロでもppでは、弓、プルプル震えてる
- リズムを感じると、ppへの恐怖感は減る
- ppを弾くとき、弓を浮かせる必要はない
- 速い弓の練習、超ゆっくりのロングトーンを練習すると、ボウイングが安定する、恐怖感が減る
ppを弾くのが怖い。
オーケストラでシーンとしたところで、ppが出てくると、体がかたまる、緊張する。。。。
本記事では、こんなお悩みにお答えします。
- この記事の信頼性
Twitter(@messi_agarisyo)
・プロ奏者を輩出する教室で、ヴァイオリンを学ぶ
・日本トッププロ奏者(NHK交響楽団で弾いてた先生、プロオケでトップを弾いていた先生・・・)にも指導を受けた
・超ビビり&超あがり症。バッハのシャコンヌを発表会で弾いた時、緊張しすぎて、空中分解した経験あり。
こんにちは、超絶緊張しいヴァイオリニストのめっしーです
ぼくも、ppを弾くのが怖い
ppっていう文字が見えた瞬間、ドキドキする
体が硬くなる、緊張する
例えば、ファーストヴァイオリンだけ裸になって、ppとか、もう死にそうになる、手、震えまくりですよ(笑)
pp、p、小さい音を出す恐怖を少しでも和らげてもらう、それがこの記事の目的。
ぼくが考えて、試して効果があったもの、
先生から教えてもらって、実践して、いいなって思ったpp対策をお話していきます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ppが怖いのは普通です
ppが怖いのは普通です
みんなシーンとしたところで、小さい音弾くの、怖い
ぼくも何人かの先生に相談した
先生は声をそろえて言う
「おれだって怖い」って。
だから、ppが出てきて、緊張して硬まるの、おかしいって思わないで欲しいです。
シーンとしたところで音出すのが怖いって、ある意味本能的なものかなと、と。
みんな怖いし、プロでもppになるとカタカタ震えてる。
拍を感じること、リズムを感じること
プロもみんな、ppが怖いのはわかった
けど、どうすれば良いのかだよね。
まず、一番大切なのは、拍を感じること、リズムを感じること
ヴァイオリン演奏において、エネルギーの伝達信号は身体の内から湧き起こり外へ向かう「リズム」として現れます。
まずこの考えを受けいれることが、あがりの症状全般を取り除き、特に弓の震えをなくすもっとも重要なポイントです。
「あがり」を克服する カトー・ハヴァシュ(著)、藤本 都紀・今井 理瑳(訳)
思い出して欲しいんだけど、
ppで体がガチガチなってるときって、拍感、リズム感、なくなってないかな?
たぶん、リズム感、なくなってると思う。
息が止まった感じ。
拍感、リズム感がなくなると、体は力むように、緊張するようにできてる。
だから、ppが出てきて怖いってなったら、意識して拍、リズムを感じ出て欲しいです。
緊張が、不安がゆるむから。
リズムの感じ方の参考になるかと思います。
良かったらこちらもどうぞ↓
動画でお話されている、カトー・ハヴァシュおばあちゃんの本↓です。
内容がちょっと理解しにくいとこ多数なんですが、参考になるかと。
ちなみに、カトー・ハヴァシュおばあちゃんに直接指導を受けた先生のレッスンを何度か受けにいきました、新幹線に揺られて(笑)
もしこの本↑を買って、意味わかんねーよってときはお気軽にメッセージください
(LINE、お問合せ、Twitter → @messi_agarisyo)
ppは弓を浮かさなくて良いんですよ
ppは弓を浮かさなくていいです
弓を浮かさなくても、ppは出せる
ppの音弾いてって言われたとき、どうしますか?
圧力少なくしなきゃ、弓を浮かせよっと。
もし、こんな風にして、ppを出そうとしているのなら、怖いのは当たり前。
圧力を少なくする → 腕を上げる → 背中も上がる → なんかフワフワして不安定 → 不安 → 怖い
っていう感じ。
実は、弓を浮かせなくてもppは出せるんですよね。
少し体感してみよう。
弓を中より元におく。
そして、弓を横に滑らせる
弓は浮かせないようにして。
ズズって変な音がなってもOK
弓を浮かせなくても、弓を動かせるぐらいの、小さな圧力って作ることができる。
なんとなくでも、体感できたんじゃないかな。
pp = 弓を浮かせるっていう勘違いを治せたら、不安、かなり減ると思う
背中の筋肉を鍛える
背中の筋肉を鍛えるっていうのも、ppの恐怖心を減らすのに役に立つ
背中の筋肉を鍛えると、ボウイングが安定する、恐怖心が小さくなる
肩甲骨あたりの筋肉を強くする感じかな
どうやって、肩甲骨あたりの筋肉を鍛えるの?
懸垂とか?(笑)
んなわけあるか(笑)
どうやってボウイングに使う、背中の筋肉、肩甲骨周りの筋肉を鍛えるかっていうと、
- 全弓で速い弓
- 超ゆっくりなロングトーン
この2つが良いです
全弓で速い弓の練習のやり方
全弓で速い弓の練習は、
♩=60、1拍でひと弓で弾く
全弓を使って、背中を鍛えるのが目的だから、ほかの弦さわったり、音が汚くなったりしても、そんなに気にしなくて大丈夫
押えていきたいポイントは3つあって、
- 元から先まで弓を使う
- 肩甲骨あたりが動いているのを意識する
- 腕を長くつかう
まず、先から弓の元までぜんぶ使うってこと。
とくに元かな、ぎりぎりまで使う
あと、肩甲骨あたりが、しっかり動いているのを感じながら、練習するっていうのも大事
筋トレとかでもそうだけど、鍛えたいところを意識すると、効果があがります
最後は、腕を長く使うっていうのを意識するってこと。
こんな感じ↓に、手を左右に伸ばす体操とかやってから、速い弓の練習すると、腕を長く使う感覚、つかめると思う。
まずは開放弦でOK
全弓で速い弓の練習をしてみよう
超ゆっくりロングトーンの練習のやり方
超ゆっくりのロングトーンも、
背中を鍛えて、ボウイングが安定するのに、とっても役立つ
超ゆっくりロングトーンのやり方は簡単で、
ひと弓、♩=60で10s、20s、30s・・・60sって伸ばしていく。
背中で腕を支える感じを持って、ロングトーンする
ぼくの場合は、肩甲骨を背中の真ん中に寄せて、背中のとくに脇の下あたりに意識を持つと、安定する感じがする
まずは開放弦で。
慣れてきたら、ト長調(G線から始まる音階)の1stポジションで、超ゆっくりロングトーンをやってみたり。
今回紹介した
・早い弓の練習
・超ゆっくりのロングトーン
この2つの練習をサボると、ぼくの場合はボウイングが不安定になる、恐怖心が増す。
ボウイングがおかしいなって思ったら、少しの期間、毎日5分とか、速い弓の練習、超ゆっくりロングトーンの練習をしてます
まとめ:ppが怖いのは普通です、でも、練習で恐怖心は取り除ける
本記事の内容をまとめます
- ppが怖いのは普通です
- リズム感を忘れない
- ppを弾くとき、弓を浮かせる必要はない
- 速い弓&超ゆっくりのロングトーンの練習をすると、ボウイングが安定する
ppが怖いって普通
みんな、こわい
そんなときは、本記事の内容を試してみてください
ppがまったく怖くないっていう風にはなれない。
けれども、小さい音を出すことに対する恐怖感っていうのは、確実に下がると思う
めっしーのヴァイオリン教室【大人から始めた初心者限定のヴァイオリン教室】
この記事の著者、めっしーのヴァイオリン教室の特徴
- 大人からヴァイオリンを始めた、初心者限定のヴァイオリン教室
- 18才からヴァイオリン始めた、ぼくめっしーがレッスン
- アマチュアオーケストラでトップ弾いたり、室内楽弾いたり、今はレッスンで超難曲のパガニーニのカプリースさらってる
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緊張・アガリに悩むヴァイオリン弾きのためのヨガ教室
あんなに練習したのに。
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震える右手、外れる音程
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ヨガは、心をコントロールする練習だから。
ぼくも緊張・アガリで悩んで試行錯誤してきた。
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