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めっしー
病的なあがり症×アマオケ主席奏者/歌のテストで緊張しすぎて倒れ、保健室に搬送/小学校のリコーダーのテストで緊張のあまりリコーダーを落とした経験/なのにヴァイオリンを始める→プロを輩出する門下で学ぶ、ヴァイオリン大好き→緊張で人前で演奏できない→試行錯誤→本来の演奏ができつつある→さらに研究中(←今)/緊張で悩む演奏家のブログ【ヴァイオリンと緊張のためのソナタ】を運営/Twitterではあがり症に役立つ内容を発信(@messi_agarisyo)/めっしーの詳細なプロフィール記事はこちら/全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)修了JADP認定マインドフルネススペシャリスト/JADP認定スポーツメンタルトレーナー

【ヴィオラパート編】シューベルト・未完成の弾き方。トッププロから教えてもらったこと。

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本記事のまとめ
  • シューベルト・未完成のヴィオラパートの弾き方について解説!
  • 著者めっしーがレッスンで直接教えていただいた内容
  • ピッチカートは体がデカくなった気持ちで、ピッチカートは弓の持ち方を工夫するといい音が出やすい、ppは指板寄りで、C線は弓を深く持つとヴィオラらしい太い音が出る、などなど・・・
  • 教えていただいた先生は、N響(日本のトッププロ)で弾いていらした先生です
困った人

大学からヴィオラはじめた
ヴィオラめっちゃ楽しい、何時間弾いてても飽きない
今度シューベルトの未完成、演奏することになったんだけど、どんなこと考えて練習したらいいんかな?

本記事では、こんな疑問にお答えします。

  • この記事の信頼性
著者めっしーのプロフィール
・アマチュアヴァイオリン奏者、ヴァイオリンは大人から(18才から弾いています)
・プロを輩出している門下で学ぶ(鷲見三郎先生の流れになります)、先生は世界3大オーケストラの元ヴァイオリン奏者
・N響奏者の方や、プロオケ主席奏者の方からレッスンを受けた
・アマオケの2ndヴァイオリンでトップ奏者してた
・今はヴァイオリンがもっと上手くなりたくて、個人レッスンをメインに。あと、室内楽をちょこちょこ、ヴィオラも弾いてる
・超ビビり&超あがり症。超ビビりな自分に悩み過ぎて、カウンセリングを受けたことも
・バッハのシャコンヌを発表会で弾いた時、緊張しすぎて、空中分解した経験あり

Twitter(@messi_agarisyo

・プロ奏者を輩出する教室でヴァイオリンを学ぶ
・日本トッププロ奏者(NHK交響楽団で弾いてた先生、プロオケでトップを弾いていた先生・・・)にも指導を受けた
・超ビビり&超あがり症。バッハのシャコンヌを発表会で弾いた時、緊張しすぎて、空中分解した経験あり。
・著者めっしーが、実際にシューベルト・未完成のヴィオラパートのレッスンを受けたときに教えていただいた内容
・レッスンを受けた方は、N響(日本のトッププロ集団)で弾いていた先生です

こんにちは、超絶緊張しいヴァイオリニストのめっしーです。

ヴィオラ楽しいですよね、開放弦でボウイングの練習するだけで、1時間とかすぐに過ぎちゃうんじゃないかな

そんなヴィオラにどっぷりひたってるあなたのために、今度演奏するっていう、未完成の弾き方についてお話ししようと思う。

もしかしたら、先輩に教えてもらったこととは違うかもだけど、一つの参考にしてもらえればな、と。

めっしー

著者めっしーが実際にレッスンを受けた内容を中心にまとめてます。
先生はN響でも弾いてらっしゃった先生です。
参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください!

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シューベルトってどんな人?

Wikipedia「フランツ・シューベルト」より引用

未完成交響曲を作ったシューベルトって、どんな人だったんだろう?

シューベルトを一言でいうと、不器用な人

あまりにも純粋で、作曲することしか頭になかった人。

シューベルトは音楽が好きだった、とくに作曲

シューベルト

ぼくは作曲するために生まれてきた

作曲できれば、有名になりたいとも、められたいとも思わない。

頭にある音楽をただただ五線譜に音符を書いていたかった。

純粋、

純粋に音楽が好きで、音楽と一緒にいたかった。

シューベルトの音楽は、ベートーベンをも感動させた、心を動かした。

ベートーベン

なんで私はこんなにもスゴイ音楽家がいることに、気が付かなかったのか!チクショウ

めっしー

シューベルトとベートーベンが生きた時代はガッツリかぶってる
シューベルトはベートーベンを神様みたいに崇拝した。

ただ、あまりも純粋だったシューベルト、

全然金儲かねもうけが得意じゃない、興味がないって言ったほうが正しいか、

作曲しても、一曲、外食一回分ぐらいとか、激安で買い叩かれたりする

シューベルトは気にしない。

シューベルト

作曲さえできれば、作曲できる自由があれば何もいらない

社会で生きるにはあまりにも不器用だった。

音楽で頭がいっぱいで、作曲しか頭にない純粋な人。

そんな人が未完成交響曲を作曲した。

未完成ってどんな曲?

シューベルト・未完成のイメージ画像。
何もないんだけど、何か特別なものがある曲。
心にゆとりを与える曲。

未完成ってどういう曲かっていうと、

何もないんだけど、そこに何か特別なモノがある曲

ヨメ猫

なんだそれ、もっとわかりやすく話して

都会から田舎に行ったとき

田舎いなかにはビルもなければ、きらびやかなネオンもないし、ショッピングモールもない。

何もない。

けれど、美しい山があって、川があって、森があって、自然がある。

何か特別なモノがある。

未完成はそんな曲。

めっしー

都会から田舎に行って安らぐように、心にゆとりを持たせてくれる曲、未完成は。

なんで未完成なの?

交響曲はふつう、4楽章まである

でも、未完成は2楽章で終わっている

名前の通り、”未完成”な曲。

なんでだろうか?

曲が”未完成”な理由はいくつかって、

  • 病気になって作曲できなくなった
  • 2楽章で完璧だと思ったから作曲をやめた
  • ほかにもっと良いアイディアが生まれて、別の曲を作曲し始めた

てな感じ。

ぼくは、病気が原因だと思ってる。

シューベルトは未完成の作曲から一か月後に、病気にかかる

梅毒ばいどくという病気

めっしー

梅毒は全身にブツブツができて、治療しないと、最終的には死んでしまう病気

今だと梅毒は治る病気なんだけど、シューベルトが生きた時代は治らない病気。

死を宣告されたみたいに。

シューベルト

ぼくはもうすぐ死ぬのか・・・

だから、シューベルトはあまりのショックで作曲できなくなったんじゃないかな、

精神的にダウンして。

1楽章【夢と現実に揺れ動く楽章】

1楽章のテーマは、夢と現実

p、ppで美しいメロディーで夢を歌い、

fで夢から無理矢理起こされるような、短調の和音がぶっこまれてる。

例えば、チェロが小さい音で、美しいメロディーを歌う、夢

未完成の1楽章のスコア。
チェロがppで夢を歌う。
ヨメ猫

↓ヴィオラのシンコペーションから、チェロの夢の歌がはじめる

チェロのメロディーをヴァイオリンが引き継ぐ。

そして、夢から叩き起こされるような、ffフォルテッシモの短調の和音

現実に連れ戻される

未完成の1楽章のスコア。
短調のff(フォルテッシモ)で、夢から叩き起こされる
ヨメ猫

↓ffで夢から叩き起こされるとこのちょっと前から。音量に注意(笑)


1楽章は夢と現実が折り重なる

2楽章【天国の音楽】

2楽章は、天国の音楽

雲の隙間すきまから、光がれ出るような音楽

シューベルトらしい優しく、穏やかな音楽。

冒頭、チェロベースのピッチカートの雲の中からから、ヴァイオリン•ヴィオラが光を差し込む。

未完成の2楽章のスコア。
2楽章の冒頭。雲の隙間から光が差し込むようなところ

2楽章のもう一つの特徴が、この↓1stヴァイオリンのメロディー

未完成の2楽章のスコア。
1stヴァイオリンだけが、音を奏でる。
寒々しい音。
ヨメ猫

寒々しい、孤独な1stヴァイオリンを聴いてみよう↓

ピンと張り詰めた空気、冬のような空気、

どこか人間離れした、孤独な感じかな、寒々として。

こういう張り詰めた音、シューベルトが作曲するまで誰も書いたことがなかった

ハイドンも、モーツァルトも、ベートーベンも。

シューベルトのセンスが光る部分かな。

未完成の弾き方【1楽章】

めっしー

1楽章の弾き方を見ていこう

ピッチカートで良い音を出す4つのポイント

冒頭のピッチカート、

未完成のヴィオラパートの譜面。
1楽章の冒頭をピックアップ
ピッチカートのポイントは、
・体がデカくなった気持ちではじく
・指の肉の部分ではじく
・右手の人差し指の付け根あたりで弓を持つ
・楽器のネック方向にはじく

ここのコツは

  • 体がデカくなった気持ちで弾く
  • 指の肉の部分で弾く
  • 右手の人差し指の付け根あたりで弓を持つ
  • 楽器のネック方向に弾く
めっしー

もう少し詳しく話してくね

体がデカくなった気持ちで弾く

ピッチカートは、体がデカくなった気持ちで、ピッチカートする

もうちょい具体的に言うと、

軽くちょいちょいって弾かないで、少し、動きをゆっくりにするイメージかな。

もったいぶる感じ。

そうすると、ヴィオラらしい、ボン、ボンっていう音が鳴る。

指の肉の部分で弾く

ピッチカートは、指の肉の厚いとこで弾く

人差し指の肉の厚いところでピッチカートする。

弓で弾いたときもそうだけど、指の肉の厚いところで弾くと、あったかいピッチカートになりやすいです

右手の人差し指の付け根あたりで弓を持つ

弓を持ったままのピッチカートになるんだけど、弓の持ち方を工夫すると、ピッチカートしやすくなる。

どうするかって言うと、右手の人差し指の付け根あたりで、弓を持つ

人差し指の付け根あたりで弓を持つ

実際やってみると良くわかると思うんだけど、弦を弾く指、人差し指が動きやすくなるの、わかると思う。

ただ、ずっとこの弓の持ち方なんじゃなくて、arco(弓で弾く場所)に戻る直前で、いつも持っている持ち方に直す、そしてarcoで弾く

楽器のネックの方向に弾く

ピッチカートを弾く方向だけど、楽器のネック方向にはじ

弓先を顔の方向に向けた方が、ネック方向に弾きやすいかな

・楽器のネック方向にはじく
・弓を少し顔の方向に向けると、ピッチカートしやすい

楽器のネック方向に弾いた方が、音が響く。

自分の方向に弾いちゃうと、音がこもっちゃう感じ、って言ったらいいかな

音を外に放りだして、響かせるために、ネック方向にピッチカートします。

めっしー

ピッチカートって目立たないし、練習しないって人も多いかもだけど、けっこう奥が深いです。
ちなみに、ぼくもピッチカート練習しなすぎて、あまりにウ〇コ過ぎて、レッスンで苦笑されました(笑)、鼻で笑われないように、練習しときましょう

ヨメ猫

ボンって良い音が鳴るところを研究してみよう。

シンコペーションはデクレッシェンドで

42小説目から、シンコペーションが続く

未完成のヴィオラパートの譜面。
1楽章の42小節目をピックアップ
スタッカートスラーのシンコペーションは、全部ディミネンドする気持で

シンコペーションは、全部デクレッシェンドでOK

ppなんで、指板寄りで薄く弾く

ppは指板よりで弾く

完全に指板の上で弾くことはないんだけど、指板の少し手前ぐらいで弾くといいかな

pのメロディーは指板寄りで

73小説目からのpでのメロディー

未完成のヴィオラパートの譜面。
1楽章の73小節目をピックアップ。
pは指板寄りで弾く。

ここのコツは指板寄りで、薄く弾くっていうのがポイント

指板寄りの弓の場所は、シンコペーションを同じところ

ppは指板よりで弾く

ボウイングはいろんなパターンがあると思うんだけど、アップ、ダウンの場合は中元あたりまでスーって使った方が良いですね

未完成のヴィオラパートの譜面。
1楽章の73小節目をピックアップ。
弓順がアップ、ダウンのとき、アップの弓で中元あたりまで、スーッと弓を使う

右手の二の腕をスーって持っていく感じかな

二の腕から、スーッと弓を中元に持っていくイメージで

スーって弓を持っていかないと、音楽が止まっちゃう

fのC線は、弓を深く持つ

77小説目からのC線で弾くfフォルテは弓を深く持ちます

未完成のヴィオラパートの譜面。
1楽章の77小節目をピックアップ.
C線のf(フォルテ)は、弓を深く持つと、太い音が出しやすい


C線でfフォルテ弾くときとか、太い音を出したいとき、弓を深く持った方が太い音、出しやすい

人差し指の付け根と、第二関節の間に、弓のスティックがくる感じ。

いつもこれぐらいの人差し指の深さだとすると・・・
人差し指の第二関節とつけ根の間に弓のスティックがくるぐらい深く弓を持つ

弓を深く持つと、腕の重さが弦に伝わりやすくなって、C線を鳴らしやすくなる

めっしー

ずっと、弓を深く持ったままじゃないです
D線で弾くところになったら、人差し指はいつもの場所に戻します

D線でひくところの前に、深く持っていた弓を、もとの弓の持ち方に戻す

あと、付点8部音符は、付点8分音符の長さ分、伸ばさなくて大丈夫

未完成のヴィオラパートの譜面。
1楽章の77小節目をピックアップ。
付点8分音符は音価分、のばさなくてOK

付点8分音符の長さ分、音を伸ばしちゃうと重くなる、スピード感というか、切れ味が悪くなる

響きで付点8分音符の長さを作る感じかな

弾いてみると、こんな感じ↓

きざみは腕の重さを乗せて

85小説目とか、きざみがあるんだけど、ここは腕の重さを乗せてしっかり弾く

未完成のヴィオラパートの譜面。
1楽章の85小節目をピックアップ。
きざみは、腕の重さを弦に乗せて弾く

実際に弾くと、こんなの感じです↓

Dはタワシでゴシゴシするように

Dは176小説目の練習記号

16部音符で早いところ。

未完成のヴィオラパートの譜面。
1楽章の176小節目(練習番号D)をピックアップ。
Dからの16分音符は、圧力強めで、タワシで弦をゴシゴシ磨く感じで弾く。
ヨメ猫

ヴィオラ1年生なら、たぶん一番の難所かな。

この16分音符は、タワシでゴシゴシするように弾く

弓は中からちょっと元のところ、

圧力は、弓のスティックと毛がくっつくぐらい

弓の真ん中より、すこし元で弾く。
毛とスティックがくっつくぐらい、圧力をかける

その弓の場所と、圧力で、弓を3cmだけ使ってゴシゴシする感じ

手首はフラフラしないほうがいいかな、手首は少しロックして、弦をタワシで磨くみたいにゴシゴシします。

弾いてみると、こんな感じ↓

16分音符で早いところなんだけど、軽く弾くんじゃなくて、地に足がついた感じで、熱く弾きたいところ。

ヨメ猫

早くて弾けん!チクショウ

めっしー

メトロノームで、ちょっとずつテンポを上げていきましょ

装飾音符はゆっくり練習しよう

装飾音符は、ゆっくりさらってみよう

202小節目からの話ね

未完成のヴィオラパートの譜面。
1楽章の202小節目をピックアップ。
装飾音符は誤魔化さないように!
ゆっくり練習してみよう。

装飾音符は、パラパラって弾いて誤魔化ごまかしガチ。

たらららラン、たららランって、ゆっくり練習して、音を確認してみよう

未完成の弾き方【2楽章】

めっしー

2楽章の弾き方を見ていこう

弓は傾けて、斜めからはいる

2楽章の冒頭、チェロ、ベースのピッチカートから、ヴァイオリン、ヴィオラで雲から光がれ出るようなとこ

未完成のヴィオラパートの譜面。
2楽章の冒頭をピックアップ。
雲から光が差し込むような冒頭。

2楽章の冒頭のポイントは、弓をナナメから入れる

弓はナナメからスタート

ドアをガチャって開けて、「こんにちはー!」って感じじゃなくて、

ドアをソーっと開けて、ソーっと顔出す、小さな声で、「こんにちは、」そんな音を出したい。

だから、いつもみたいに弓を弦に垂直にして、しっかり音が出る弾き方で「こんにちはー!」っていくんじゃなくて、

弓をナナメからスタートさせて、ソーっと顔を出す感じにする

音を出すつもりはまったくなくて大丈夫、ただ弓をスーって動かすだけ。

ppだから、指板寄りをスーッと

ppは指板よりで弾く

実際弾いてみると、こんな感じ↓

めっしー

ppスタート怖いよねー
ぼくもめっちゃ苦手です、プルプル震えまくり笑
1、2、3って、3拍子のリズム感を忘れないと、マシになります

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シンコペーションは二の腕で

64小説目からのシンコペーションは肘使わないで、の腕で弾きます

未完成のヴィオラパートの譜面。
2楽章の64小節目をピックアップ。
シンコペーションは肘を開いたり、閉じたりしないで、二の腕を左右に揺らす感じで弾く

基本的なデタシェみたいに、肘を開いたり閉じたりするんじゃなくて、

肘を固定したまま、二の腕を左右に揺らす感じ

肘は使わないで、二の腕を前後して弾く

弾いてみると、こんな感じ↓

めっしー

オーケストラで弾く時のテクニックかな、肘使わない弾き方は。
ほかの曲のシンコペーションでも、二の腕だけで弾く弾き方、けっこう使います。
ここで覚えておいて損のないテクニック

2楽章の16分音符は少し歌うように

103小節目の16分音符

未完成のヴィオラパートの譜面。
2楽章の103小節目をピックアップ。
16分音符は、少し歌って、流れる感じで。

1楽章のDと似てるけど、1楽章みたいにゴシゴシ弾くんじゃなくて、少し歌って、流れる感じで弾きます。

だから、1楽章より弓は使いめ

タイの前の音は、弓を準備するための時間

227小説からの激アツ部分、

未完成のヴィオラパートの譜面。
2楽章の227小節目をピックアップ

ここのポイントだけど、タイ前の音は、準備のための時間

楽譜ではこう↓書いてる

未完成のヴィオラパートの譜面。
2楽章の227小節目をピックアップ
「楽譜はこう書いてるけど・・・」

でも、気持ちはこう↓

タイの前の8分音符は、16分音符2つに分けて考える。
16分音符1つ目で弓を素早く元に、2つ目の16分音符で弓を準備。

タイの前の音は8分音符で書かれてるんだけど、

1つめの16分音符でシュッて弓を元に戻して、もう半分の16分音符で弓を弦に置いて、準備する。

そして、タイで繋がってる8分音符をたっぷり弾くって感じです

弾いてみると、こんな感じ↓

名演を聴こう、とにかく聴こう

未完成のヴィオラパートの弾き方について話してきたんだけど、

弾くより大事な練習がある。

名演を聞くこと

とにかく聴こう、浴びるように聴こう。

良い音を知らなければ、一生良い音にならない

良い音が頭にあってこそ、練習する意味がでてくる

頭になっている音に近づけることが、”練習”だから。

めっしー

未完成の名演を少しだけ聞いてみよう

ヨメ猫

音質良いものをアップしてるから、重いかも。。。
ちょっとだけ待ってね

世界的指揮者のカラヤンと、またこちらも世界的オーケストラ、ベルリンフィルの演奏↓

ベルリンフィルと双璧そうへきをなす、ウィーンフィルの演奏↓

浴びるように音楽を聴けるアプリ

CDとか買ってもいいんだけど、けっこうお金かかるし、You Tubeだと音質悪くてヴィオラ聞こえん、っていうときがある。

そんなときはアップルミュージックがおすすめ。月980円かかるんだけど、何曲聞いても聞き放題だし、音質もかなり良いです。

Listen on Apple Music

めっしー

ぼくも使ってますよー

できたらスコアも読んでみよう

一番大事なのは、良い音を聴くこと、なんだけど、

スコアを読むのも大事

いや、大事っていうか、スコア読んどくと、もっと楽しくなるよ、アンサンブルが

ヴィオラの楽しさってやっぱり、アンサンブル。他のパートと繋がってこそ、生きてくるし、楽しみがある

だから、ちょっとでも良いからスコアを読んでみよう

めっしー

はじめは絵を眺めるようにパラパラっとみるところからスタート

まずは難しく考えないで、スコアから曲の雰囲気をなんとなーく読み取ろう

アンサンブルがもっと、もと楽しくなる

ヴィオラが上手くなりたい、そんなときにおすすめの曲

ヨメ猫

ヴィオラがもっと上手くなりたーい

めっしー

ヴィオラがもっと上手くなりたいっていうあなたに、おすすめのヴィオラ曲&練習曲を紹介するよ

無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ編曲版)

ヴィオラが上手くなりたいなら弾いて欲しい曲

チェロの無伴奏組曲

チェロ組曲なんだけど、ヴィオラ版があって弾いて欲しい

いや、今すぐ弾いて、ほんと、このためにヴィオラやってるってぐらいの曲

もう、美しい、

ヴィオラを練習する前にチェロ無伴奏組曲を弾くんだけど、

チェロ組曲を弾く楽器が鳴るようになる

ヴィオラの鳴らし方を教えてくれる曲

ヨメ猫

お金なくて楽譜金ねえってときは、imslpで楽譜をダウンロードして、今すぐ弾いて欲しいです

imslpっていう無料楽譜サイトに落ちてる、無伴奏チェロ組曲のヴィオラ編曲版の楽譜はこちら

もし楽譜を買うのであれば、ぺータース版↑がおススメです

いろんな版があるけど、表記ミスが少ないらしく、ぼくの先生もペータース版も使ってらっしゃいました

クロイツェル/42の練習曲

二冊目がクロイツェル/42の練習曲っていうエチュード

ヴァイオリンのクロイツェルをヴィオラに編曲した楽譜があります

基本が詰まった曲集

クロイツェルってもう、一生使う練習曲で、なんかわかんないけど、一通り弾くと、頭が整理されるというか、楽に弾けるようになる

他の使い方としては、苦手なところをピックアップするって使い方がいいかな

楽譜 クロイツェル/42の練習曲 【Viola版】(976/ヴィオラ教本/輸入楽譜(T))

もしクロイツェル買ってみたけど、使い方わかんねーレッスン行く金もねーっていうときは、お問い合わせor Twitter(@messi_agarisyo) or 下のLINEに連絡ください。

友だち追加

ぼくもまだまだですが、多少はアドバイスできると思います、

めっしー

クロイツェル以外の質問でもOK
ヴァイオリン&ヴィオラのことなら、どんな簡単な質問でも、お答えさせていただきます

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