- ヴァイオリンを弾くのに、絶対音感はいらない
- CDを出してるようなトッププロですら、絶対音感は持っていない
- 大学オケとか、アマチュアオーケストラで弾くレベルなら、なおさら絶対音感はいらない
- ヴァイオリンで必要な音感は、大人からでもトレーニングで身に付けられる
- 絶対音感がないからといって、ヴァイオリン諦めるのは超もったいない

大学の入学式でオーケストラ部の演奏を聴いて感動した
ヴァイオリンめっちゃカッコイイ!
でも、ヴァイオリンってフレットないし、絶対音感必要なんだよね?
私にはヴァイオリン、無理かな?
本記事では、こんなお悩みにお答えします
- この記事の著者


Twitter(@messi_agarisyo)
・プロ奏者を輩出する教室でヴァイオリンを学ぶ
・日本トッププロ奏者(NHK交響楽団で弾いてた先生、プロオケでトップを弾いていた先生・・・)にも指導を受けた
・超ビビり&超あがり症。バッハのシャコンヌを発表会で弾いた時、緊張しすぎて、空中分解した経験あり。
こんにちは、超絶緊張しいヴァイオリニストのめっしーです
ヴァイオリン弾いてみたいけど、フレットもないし、絶対音感ないから無理だよ・・・って思うかもしんない
ハッキリ言いますが、ヴァイオリン、絶対音感はなくてOKです
ヴァイオリン弾くのに絶対音感はいらない
毎週通ってた先生で、世界3大オーケストラで弾いてたり、CD出してた方なんだけど、絶対音感、持ってなかった。
大事なのは音と音の関係。
相対的な音感は大人からでも鍛えられるし、音感がないからヴァイオリンを弾かないというのは、すごくもったいない— めっしー@あがり症のヴァイオリニスト (@messi_agarisyo) May 9, 2022
ヴァイオリン弾くのに絶対音感はいらない 毎週通ってた先生で、世界3大オーケストラで弾いてたり、CD出してた方なんだけど、絶対音感、持ってなかった。 大事なのは音と音の関係。 相対的な音感は大人からでも鍛えられるし、音感がないからヴァイオリンを弾かないというのは、すごくもったいない
本記事では、ヴァイオリンを弾くのに、絶対音感がいらない理由についてお話していきます



ヴァイオリンを弾いてるぼくも絶対音感、もってないです。
絶対音感がなくても、ヴァイオリンは弾けるよ
絶対音感なんてなくてOK


ヴァイオリンってフレットもないし、絶対音感とかないと弾けないんでしょ?って思うかもしれない
断言します
絶対音感なんてなくてもOKです
ぼくが昔習っていた先生は、世界3大オーケストラでヴァイオリンを弾いていた方で、絶対音感を持っていなかった
野球で言えば、ニューヨークヤンキースのレギュラーとか。
サッカーで言えば、レアル・マドリードのレギュラーみたいな感じ。
いわゆる、超トッププロの人
そんな、超突トッププロですら、絶対音感を持っていなかった
だから、大学オケとか、アマチュアオーケストラとかで弾くっていうレベルだったら、絶対音感なんていらない
まあ、絶対音感があったら便利かな?ってレベル。



世界3大オーケストラで弾いてた先生は、絶対音感あるの、うらやましいとは言っていたけど、ヴァイオリンは神レベルに上手かった
ぼくはアマチュアオーケストラでトップ奏者(会社でいうと部長クラス、指揮者が社長だとして)してたんだけど、絶対音感、もってません
というか、アマチュアオーケストラとかだと、絶対音感もってる人なんてほんと少数
結論、ヴァイオリンを弾くのに絶対音感はなくて、ぜんぜん大丈夫です
絶対音感がない人はどうやってヴァイオリンを弾いているのか?
絶対音感がないのに、どうやって弾いてるの?
絶対音感じゃないヴァイオリン弾きが、どうやって弾いてるかっていうと、
音と音が、きれいな音の並びになっているかを聴き分けながら弾いている
ポイントは1つずつ、音が合っているか、合っていないかって判断してるわけじゃないってこと。
2つ以上の音が、きれいな関係になっているか、きれいな音の並びになっているかっているのを聴いて弾いてる





“きれいな音の並び”っていうのは、同時に2つの音を弾いてみると、きれいにはハモるっていう感覚かな
絶対音感の人みたいに、1つの音を聴いて正しいか、正しくないか判断してるじゃない。
例えば、「ド」と「ミ」って弾きたいとき。
絶対音感の人は、弾いた音を聴いて、
「ド」は正しい「ド」の音かどうか、
「ミ」は正しい「ミ」の音かどうか、1つずつ判断してる。
頭にもともとある正しい音と、答え合わせするみたいに。
絶対音感のないヴァイオリン弾きは、1つだけの音だと、正しいか、正しくないか判断できない。
じゃあ、どうしているのか?
「ド」と「ミ」、どっちも正しい音がわかんないから、どっちかの音を教えてもらう必要がある
基準となる音を教えてもらう必用がある



「ド」はこの音だよ、ド~♪
教えてもらった「ド」を手掛かりに「ミ」弾くんだけど、
正しいか、正しくないかは、「ド」と「ミ」を同時に弾くことでわかる
きれいな和音になれば、正しい「ミ」って判断できるし、
濁った「ミ」なら、正しい音に直さないといけないねってなる
絶対音感がないと、こういう風に2つ音がきれいに響くか、きれいな音と音の関係性になっているかっているのを聴き分けながら弾いて行く。
基準となる音さえあれば、ヴァイオリンは弾ける
基準の音がわかって、基準の音からきれいに響くところを探せば、絶対音感なんてなくてもヴァイオリンは弾ける
じゃあ、ヴァイオリンの基準の音ってなんだろうか。
答えは開放弦の音。
開放弦の音は、指で何も押えないで弾いたときに出る音。
ヴァイオリンは4本の弦がついてて、音が決まってる
低い方から「ソ」「レ」「ラ」「ミ」って感じ。


この4つの音を基準にして、弾いて行く。
例えば、「レ」の音を出したいっていうときは、開放弦の「レ」と同じ音を探せばいいし、
「ファ」を出したいなら、開放弦にある「レ」を基準にして、レ~♪、ミ~♪、ファ~♪って感じに探していく



ヴァイオリンは開放弦の音を基準にして、きれいな音の並びになる音を探しながら弾いている
絶対音感がデメリットになるときもある


絶対音感は基準の音がなくても、正しい音がわかって、すごい良さそうに見える
でも、絶対音感がデメリットになるときもある
例えば、アンサンブルをするとき
絶対音感に頼りすぎると、ハモらなくて、和音が汚くなったり、濁ったりするときがある
正しい音程=ピアノの音程としたとき、弦楽器はわざと正しい音程からはずして弾くときがけっこうある



正確には”正しい音程=ピアノの音程”ってわけじゃなけいど、わかりやすくするために、”正しい音程=ピアノの音程”って考えてみる
弦楽器は#は正しい音程から高めに、♭は低めに音を弾いたりする
アンサンブルは揺れ動く相手の音程の変化に対応して、きれいに響く、きれいな和音になるように探して弾いて行く。
相手が高めの音程で弾けば、合わせて自分も高めの音程で弾くし、
相手が低めの音程でくれば、低めの音程を出す、みたいな
アンサンブルする人と寄り添わないと、音がバシって決まれない、きれいな和音にならない
絶対音感を持ってて、自分の音感が100%正しいって思っていると、相手の音程の変化についていけない。
相手が高めの音程で弾いても、自分の方が正しいからって合わせない、
低めの音程で相手が弾いても、その音はちがーうって、自分の頭のなかにある音で弾いちゃう、
音が交じり合わない
濁る和音



大学オケの先輩で、絶対音感持っててアンサンブルすると浮いちゃうっていう方もいらっしゃった。
絶対音感が必ずしも良いかっていわれると、答えはNo



音と音がきれいに響くかどうか、敏感になる方が、絶対音感があるよりも100倍大事
音感は大人からでも身に着けられますか?結論、身に付けられます
音と音の関係が、きれいかどうかがわかれば、ヴァイオリンは弾ける
音と音の並びが美しいかどうかわかれば、ヴァイオリンで音はとれる
だけど、そういうヴァイオリンで必要な音感って、大人から身につくの?
そう思うかもしれない
ヴァイオリンを弾くのに必要な音感は、大人からで身につけることができるし、
実は、音感が身についてる場合がほとんど



1から音感を身に着ける必要はないです。
鼻歌、歌えるだろうか、
たぶん、歌えると思う
歌が歌えるということは、音感がすでに身についてるってこと。
音と音との距離感がわかっているから、音と音の関係がきれいだから、歌えるし、音楽になってる
もちろん、ヴァイオリンらしい音程感覚があるので、トレーニングはいるんだけど、
練習していけば身についていく。
絶対音感は大人からだと難しい
けれど、音と音との繋がりが正しいかどうかっていう、ヴァイオリンを弾くのに必要な音程感覚は、大人からでも身につけられる。



ぼくも、ヴァイオリンの練習曲とかしながら、ヴァイオリンに必要な音感を大人から身に付けていった。
今では、どの先生に習っても、音感は特に問題ないよね、と言われる
まとめ:絶対音感はいらない。音感がないっていう理由で、ヴァイオリンを弾かないのはもったいないです


ヴァイオリン弾いてみたいけど、音感がないから・・・ってあきらめる
もったいない
超もったいない
絶対音感なんていらないし、
ヴァイオリンを弾くのに必要な音感は、トレーニングで身につけられる
大人からでも遅くないです。
もし、オーケストラに感動して、ヴァイオリンに興味を持って、弾いてみたいって思うなら、チャレンジしてみてもいいんじゃないかな


めっしーのヴァイオリン教室【大人から始めた初心者限定のヴァイオリン教室】


この記事の著者、めっしーのヴァイオリン教室の特徴
- 大人からヴァイオリンを始めた、初心者限定のヴァイオリン教室
- 18才からヴァイオリン始めた、ぼくめっしーがレッスン
- アマチュアオーケストラでトップ弾いたり、室内楽弾いたり、今はレッスンで超難曲のパガニーニのカプリースさらってる
- 大人から始めたんだけど、プロを輩出する門下で学ぶ
- プロを輩出する教室で学んだことをベースにレッスン
- あなたと同じくヴァイオリンを始めたからこそ、伝えられることがある
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