- ヴァイオリンが本当に上手くなりたい人に読んで欲しい、『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』について徹底解説!
- ロングトーンの具体的な練習の仕方、左手の小指を強く方法、ヴィブラートが上手くなる方法・・・
- 世界を代表するヴァイオリン指導者が受け継いできた、上達のヒントが詰まってる
- 難しいことは書いてなくて、ほんと基礎的なことが書いてある。初心者でもとってもためになるし、上級者になっても使える、一生モノの本
ヴァイオリンが上手くなりたい!上手くなりたい!
もっともっと上手くなるには、どうしたら良いかってネット漁ってたら、『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』って言う本みつけた。
5500円って高いけど、買う価値あるん?
こんなお悩みを解決します
- この記事の信頼性
Twitter(@messi_agarisyo)
・プロ奏者を輩出する教室でヴァイオリンを学ぶ
・日本トッププロ奏者(NHK交響楽団で弾いてた先生、プロオケでトップを弾いていた先生・・・)にも指導を受けた
・アマオケで2ndヴァイオリンのトップやったり、室内楽弾いてる
こんにちは、超絶緊張しいヴァイオリニストのめっしーです
ヴァイオリンが上手くなりたい、上手くなりたい、上手くなりたい!
そんなヴァイオリンで頭がいっぱいで、頭が毒されているあなたにぜひ読んで欲しい、使って欲しい本があります
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』って本です
めっちゃ効果あります、この本に書いてあることをやってみると。
ヴァイオリン、めっちゃ上手くなりたい!っていう人がいたら即答でこの『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』を進めるし、
良いことを書いてありすぎて、このブログで解説している内容がクソみたいに見えてくるので、ぶっちゃけ読んで欲しくないなーと思ってしまうぐらい。
この記事では『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』がどんな本なのか?、
そして、『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』に書かれている練習法をすこーしだけピックアップして実際に弾いてみる、効果を実感してもらう、そんなことをお話していこうと思います
ヴァイオリンの上達に役に立つ書籍、一生使える本です
本の中身をほんの少し解説しているんですが、それだけでも勉強になるかと。
ぜひ最後まで読んでみてください
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』ってどんな本なの?
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』を一言でいうと、ヒント集です
それも、超一流なヴァイオリニスト、指導者が考えだしたもの、伝えてきたもの、実際のレッスンで使われたもの
ガラミアン、カール・フレッシュ、ドゥニス、セブシック、シュラディック、ディレイ・・・
一人ぐらいは名前、聞いたことあるんじゃないかな、超一流の指導者の方々
長い長い年月をかけて受け継がれてきたもの
そんなものが詰まってる。
それは言い過ぎじゃない?って思うかもしれないけど、
実際この本の内容を使ってみると確かに効果あるし、言い過ぎじゃないと思う
初心者でも使えるの?
初心者でも使えるの?
全然、使えます
むしろ使って欲しいです
すべてのヴァイオリニストにとって、腕、手、指の使い方はもちろん、音程、音質、リズム、発音、コーディネーション、リラクゼーションなどの、基礎テクニックに関する問題点は共通していますので、本書の練習はどのレベルの奏者にとっても役に立つでしょう
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』 サイモン・フィッシャー 著・木村恭子、勅使河原真美 共訳
この本に書いてあることって、パガニーニの弾き方とか、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をどう弾くかとか、難しいことは書いてない
ほんとに基礎的なテクニックが書いてある
例えば、弓の持ち方
弓を持ったときの親指を柔軟に使うにはどんな練習をしたらいいか、とか。
今まさに悩んでるんじゃないかな、親指ガチガチでって
ヴァイオリンの基礎となることが、たくさん詰まってる
初心者が悩みそうなこと、この本を読めばかなり解決できると思う
実際に『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』に書かれている基礎練習をやってみた
実際にぼくが、どんな風に『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』を使って、練習しているかお話するよ
ここで説明していることだけでも、効果を実感できると思います、ぜひやってみてね
どれぐらいの力で弦を押さえるかわかんなくなったとき
『どれぐらいの力で弦を押さえたら良いかわからん!最小限の力で押さえるってなに?最小限の力って?』
ってなった
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』を取り出す
パラパラ、目次を開く
〈指の圧力-最小限の力〉っていう項目がある
104ページ
具体的な練習方法が譜面と一緒に書いてある
フラジオと音と普通に音が出る状態を、行ったり来たりするのね、
*フラジオはわざと音をひっくり返して、高い音を出す奏法のこと。弦に触れるだけ、駒寄りで弾くとフラジオの高い音がでます
やってみる
こんなに弱い力で押さえても、音ってしっかりなるんだ
発見。
左手で弦を押さえる感覚がわかった感じがする
左手の小指がどうも自分の思った通りに動かないって思ったとき
『小指が弱い、弱すぎて足引っ張りまくり、なんとかならないんかな?』
そんなとき、『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』に良い練習がないか見てみる
目次を見て、、、『4の指』っていう項目を発見
125ページ
ページをめくる、パラパラ
譜面を見る
1の指を置いたまま
4の指、小指を伸ばしたり、もとに戻したり
そして、小指のピッチカート
小指のピッチカートをするときは、できるだけ強くはじくのね
ふむふむ
ちょっと難しそうだけど、弾いてみよう
なんか小指が温かい
そして、曲の中で小指が上手くいっていなかったところを弾いてみる
ロングトーンが大事だって聞いたんだけど、どんな練習方法あるのかなって思ったとき
ヴァイオリンって、ロングトーンが超大事です
ロングトーンを練習するとボーイングが安定するし、音色もレベルアップする
けど、ロングトーンの練習方法ってすぐ出てきますか?
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』の目次をみる
『長くゆっくり保つ弓』っていう項目がある
18ページを見てみる
ロングトーンの練習方法だけで、5つもある
まずは、一つ目からやってみようかな
♩=60(すなわち1秒に1拍)。下げ弓、上げ弓で始め、まず30秒持続するようにします。
して日を追うごとに60秒、それ以上と増やしていきます
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』 サイモン・フィッシャー 著・木村恭子、勅使河原真美 共訳
できるだけ均等に動かすのね、やってみよう
A線で、30秒のロングトーンに挑戦
弓が遅すぎてコントロールするのが難しい、
まっすぐな音がでない、、、
ガリガリ、汚い音
30秒、長い。
長いロングトーンの練習を終えて、普通に弾いてみる
めっちゃ楽。
ちなみに、このロングトーンの練習、30秒とか、60秒とか伸ばすやつ、ぼくのお気に入りの練習です
長いロングトーンを弾くと、右手がとっても楽になる
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』を買うときにわかっていて欲しいこと
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』ときに、少しわかっていて欲しいことをお話しますね
少しわかりにくい表現がある、翻訳された本なので
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』ってかなり良いこと書いてあるんだけど、
たまに、理解できない部分がある
???って、ハテナマークが並びまくるときがある
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』って、もともとは英語の本で、日本語に翻訳された本
どうしても、英語を日本語に直してる関係で、ちょっとわかりにくいな、というところがある
例えば、こんなことが書いてある
ヴァイオリンを少し傾けて構えると、E線は弾きやすくなります。E線に支えられて、弓が弦の上にうまく乗っている感覚が得られるからです。
(中略)
かといって、ヴァイオリンを平らに構えると、今度はG線が弾きにくくなります。右腕が不自然に高くなり、G線で4の指を届かせようとすると左腕が右へ引っ張られて、筋肉を緊張させるからです。
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』 サイモン・フィッシャー 著・木村恭子、勅使河原真美 共訳
わかりますか?
ぼくはわかりません
ヴァイオリンを少し傾けるってどっちだよ?って。
ぼくがアホだからかもしれませんが、
どうしても感覚を文章で伝えるのって難しかったり、技術が追い付いてなくて理解しきれないときがある・・・
この本だけじゃなくて、どのヴァイオリンの弾き方の解説書でもそうなんだけどね、
まあ、写真がたくさん載っているので、文章わかりにくくてもなんとなく理解はできるけど・・・
もしこの本買って、わからないときがあったら習ってる先生に聞くか、お気軽にお問合せください(お問合せ or Twitter(@messi_agarisyo) に連絡してみてください)
おススメした責任もあるので、頑張って説明します
Amazonで5500円ぐらいする、高い
『ヴァイオリンBasics:いつでも学べる基礎練習300』って良い本なんだけど、高いです
現在、Amazon価格で5500円(2022/2/9のとき)
まあ、高いんだけど、レッスン1回分以上の価値はあるので、読んでみるのも良いのかなーと思ったり
本を読んだからって自動的に上手くなるわけじゃないです
この本読んだところで、ヴァイオリンが自動的に上手くなるわけじゃないです
当たり前のことなんだけどね。
頭を使う、本を読む、そして、楽器を弾くっていうのが大事
インプットだけしてても身につきません
楽器を弾くっていうアウトプットをするからこそ、ホンモノの知識になります、上手くなります
頭を使おう、そして弾こう
とにかく弾こう。
全部弾く必要はない、ハードルを低くして少しずつ積み上げていく
この本、全部をやる必要は全然なくて、
今日は、ロングトーンのとこだけー、とか
小指のトレーニングだけー、とか。
毎日ちょっとずつ、5分とか、10分とか練習する
お気に入りの練習を見つけてね
できるだけハードルを下げて、少しずつ積み上げる、それがこの本の良い使い方だと思う
ポジション移動が上手くできない、そんなときに読んで欲しい
ポジション移動って難しいですよね
やっと、1stポジションが安定してきたと思ったところで立ちはだかる壁、ポジション移動
ポジション移動っていう壁を乗り越える手助けができればと思って、ポジション移動のコツをまとめています
トッププロ(プロオケで主席奏者をしてるレベル)の方から直接教えていただいた内容も含まれているので、有料級だと思う
ヴィブラートの練習方法をまとめています、悩んだら参考にしてみて欲しいです
ヴィブラートって初心者の憧れで、
ヴァイオリンを始めたばっかりのとき。ヴィブラートをかけたくてかけたくて仕方なかった
でも、変なクセがついちゃうと治すのが大変、ぼくは見よう見真似でやって変なクセがついちゃって苦労した
ヴィブラートを習得するときに、できるだけ遠回りをして欲しくないっていう気持ちで、ヴィブラートの習得方法を書いてみました
ぼくがプロ輩出門下で習っていたときに、うるさく、何度も何度も言われたこと、そんなことをまとめています