パガニーニカプリースより第17番の弾き方【ヴァイオリンレッスンメモ】

この記事のまとめ

パガニーニ・24のカプリース 17番のレッスンを実際に受けたときの先生からのアドバイスをまとめています

パガニーニ・24のカプリース第17番とはどんな曲なのか?

どういうところに気を付けて練習すればいいのか、について解説しています

めっしー

こんにちは、 小さいころから超絶緊張しいヴァイオリニストのめっしーです

『 ヴァイオリンのレッスンに行かずにゆるゆるとヴァイオリンを楽しんでいて、パガニーニのカプリースにチャレンジしてみようかな 』

『今はまだまだ遠いけど将来的には絶対パガニーニを弾いてやる、どれぐらい難しいんだろう?』

ヴァイオリン弾いていると、こんな風にパガニーのカプリースに憧れを持つことはないでしょうか?

パガニーニのカプリースを弾くと、ヴァイオリンが上達します

パガニーニのカプリースはヴァイオリンをどうやって弾くか?どうやったら楽に弾けるかを教えてくれます

パガニーニのカプリースは、力が入っていると全く太刀打ちできませんからね

今回は パガニーニ・カプリース の中から第17番について解説します

パガニーニ・カプリース第17番のレッスンで、先生から直接教えていただいた内容についてまとめてます

著書を出版している先生に教えていただいた内容なので、信頼性は高いです

パガニーニ・カプリースに挑戦してみるぞという、自分をいじめたい上昇志向のある方に一つの参考としてみてください

ちなみにレッスンでの楽譜はガラミアン編のインターナショナル版を使用していますよ


めっしー

それじゃあいってみよう

目次

パガニーニ・カプリース 17番とは?

パガニーニさんが作曲したカプリース17番はどんな曲なんだろう?

ソステヌートーアンダンテ

変ホ長調 4/4拍子

これも有名な曲で、リストの「パガニーニ大練習曲第2番」はこれを原曲にしている。

始めに短い導入があり、主題はアンダンテとなってからの急速な下降とそれに続くスタッカートからの重音。

中間部はオクターヴの重音。

演奏効果が高く、聴き映えする曲なので、パガニーニ自身もよくこれを単独で採り上げていたという。

パガニーニ・カプリース 後藤みどり(ヴァイオリン)

パガニーニ・カプリース第17番はこんな曲です

あまりにもカッコいいので、パガニーニを崇拝していたリストが「パガニーニ大練習曲第2番」として編曲もしている

*ピアニストのリストはパガニーニの演奏を聴いて感激し、『僕はピアノのパガニーニになる』と言ったようです

実際にパガニーニ・カプリース第17番を聞いてみよう

めっしー

めっちゃかっこい!

リストがパガニーニ・カプリース第17番をもとにして作った「パガニーニ大練習曲第2番」も聞いてみよう

いかがだったでしょうか?

「パガニーニ大練習曲第2番」 は、リストがいかにパガニーニに憧れをもっていたかを感じとれる曲だと思います

レッスンメモ

パガニーニ・カプリース第17番がどんな曲かわかったところで、どうやって弾いて行くかについてお話しますね

*いろいろな考え方があると思いますので、こうな考え方もあるよっていうのがあれば是非教えてください!

*教えていただいた内容について(公表OKであれば・・)是非内容を記事に反映させていただけたらなと考えております

1~2小節目『リラックスして手を広げる』

1~2小節目の冒頭は、G線とD線のミのフラットを同時抑えます

もう広げられるだけ、手のひらを広げます

めっしー

パガニーニさん、どんだけ手がデカいの!?

とツッコミをいれたくなるぐらい手を広げる

注意点はリラックスして手を広げること

手に力が入っていると、手は広がらない

手に力が入って無理やり伸ばそうとすると、ケガします。。

1~2小節目のまとめ
  • 手をいっぱいに広げて音を取る
  • 手をいっぱいに広げるけど、リラックス
  • 力が入った状態で手を無理やり広げるとケガをする

6~10小節目『音をグループ化して考える』

『なんじゃこりゃ、この真っ黒いカタマリは!?』

パット見難しそうだけど、やっていることはただの音階

9小節目は普通の半音階だし、10小節目は普通のB♭の音階になっていたりする

コツはある程度手の形をつくって、あとは手の自然の形にまかせてパラパラっと弾くこと

音符ひとつひとつ弾こうものなら、一生弾けるようになりません

*初めて練習するときは、頭を整理するためにゆっくり練習しますよ

音をひとつひとつ取るのではなくて、音のグループを作って手全体をつかってを扉のようにパタパタするといい感じ感じになります

指が1本ずつ独立して弦を押さえたり離したりすることは、ある一定のテンポまでは可能です。

そのテンポをこえると、扉を開くような一つの動作で、音のグループを一度に押さえたり、離したりする方が簡単になり、複数の音をほぼ同時に弾けることになります。

ヴァイオリン Basics いつでも学べる基礎練習300 サイモン・フィッシャー著

例えば、10小節目では、下の画像のようにグループを作ります

一つ一つの音符で認識するのではなく、まとまりで考えます

そして下の写真のように、1つのグループごとに楽器に対して左手を開いたり閉じたりするイメージで弾いていきます

6~10小節目のまとめ
  • ぱっと見難しそうに感じるが、ただの音階
  • 音をひとつひとつ取るのではなく、まとまりで考える
  • グループ1つ1つを手を開いたり、閉じたりする動作で弾いてく

17~18小節目『同じ音形を探すとシンプル』

また、意味わかんなそうなヤツきましたね。。

でも、よーく見ると8連符の内、6連符は同じことやってる

8連符の内、違うのは最後の2つだけって考えるとめっちゃ簡単になります

めっしー

同じ音形を探すとグッと弾きやすくなるね

最後2拍のアルペジオは少しわかりにくのですが、

6~10小節目で説明した音のグループ化をして、手を開いたり閉じたりする動作をすれば結構すぐ弾けるようになります

17小節~18小節のまとめ
  • 楽譜をよーくみて同じところを探す
  • 8連符のうち、はじめの6つの音は同じ
  • 8連符のうち、違うのは最後の2つの音だけ

19~20小節目『難しそうだけど、ただの半音階』

また、えらい難しそう

って思うかもしれません

でも、19~20小節目は普通の半音階です

カール・フレッシュにも似たようなスケールが載ってますね↓

*カールフレッシュは音階教本の一つです、もう開きたくないぐらいビッシリ音階がまとめてあります

出典;ヴァイオリン音階教本 カールフレッシュ

半音階のスケールをしっかり身に着けているひとは難しくない、です

めっしー

ちなみに半音階のスケールが苦手な僕めっしーは苦手です。。

ここまで読んで感の鋭い方ならわかると思います

パガニーニって難しくて全然無理って思うかもしれませんが、意外とスケールとか基礎の集合体です

スケールをガッツリ練習して音程、テンポをコントロールできるようになれば弾けるようになる

19~20小節目のまとめ
  • 難しそうにみえるけど、普通の半音階
  • 半音階がしっかり身についていれば難しくない

26~37小説目『地獄のフィンガードオクターブ、左手リラックス』

パガニーニ・カプリース第17番の最大の難所きましたね、見るだけウンザリします(笑)

26~37小節目はフィンガードオクターブの嵐です

*フィンガードオクターブは普通のオクターブは1,4の指がセットが動くのに対して、1,3と2,4がセットで動く手法です

*楽譜によっては1,4でセットで動く普通のオクターブを織り交ぜているバージョンもあるようです

フィンガードオクターブのポイントは左手をリラックスさせること

難しくて左手は固くなりがちですが、できるだけリラックスする

左手で弦の振動を感じることができることが袋瀬悦

左手をリラックスして自然に手を広げたところが、フィンガードオクターブの音があるところだったっというイメージがベスト

26~37小節目で気を付けることのもう一つがスタッカートはしっかりスタッカート(音をしっかり切って)で弾くこと

スタッカートで音を切った分、時間的な余裕が生まれるので、難易度は下がる

めっしー

あとは頭をよーく使って練習あるのみ

26~37小節目のまとめ
  • フィンガードオクターブは左手をリラックスさせる
  • 左手リラックスして自然に手を広げたところがフィンガードオクターブになるように
  • スタッカートはしっかりスタッカートで弾くこと

まとめ

今回はパガニーニ作曲24のカプリースから第17番のレッスンメモをお話しました

めっしー

今回の内容を振り返ってみよう

この記事のまとめ
  • パガニーニ・カプリース第17番は演奏効果が高く、パガニー二本人もカプリース第17番を単独で演奏していたとされるほど
  • 1~2小節目は手をリラックスして広げる、力んでいると手をケガするかも
  • 6~10小節目はぱっと見難しくみえるけどただの音階、音符ひとつひとつで考えるのではなく、音のグループで考える
  • 17~18小節目は同じ音形を探すとグッとシンプルに、わかりやすくなる
  • 19~20小節も普通の半音階、カールフレッシュ音階教本のちょっとしたおうよう
  • 26~27小節目のフィンガードオクターブは手をリラックスさせること、スタッカートをしっかり分けて弾くと難易度は下がる

パガニーニ・カプリースの第17番はめちゃくちゃカッコいい曲なので、なんとか弾けるようにしたいところです

一番大切なのはどうやったら楽に、自然に弾けるかを考えるのが大切ですね

パガニーニを難しそうに弾いていたらカッコ悪いですし、どうやったらいかにも余裕そうに弾けるかを考えてみるのもいい

僕めっしーも死ぬまでのなんとかカプリース第17番弾けるようになりたい、と練習をサボってブログを書きながら思っているところです(笑)

参考音源

めっしー

パガニーニ・24のカプリースの参考音源を載せておきます
参考にしてくださいー



画像出典;パガニーニ:24のカプリース Op.1/ガラミアン編/インターナショナル・ミュージック社、ヴァイオリン音階教本 カールフレッシュ

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この記事を書いた人

病的なあがり症×元パニック障害×アマオケ主席奏者/歌のテストで緊張しすぎて倒れ、保健室に搬送/小学校のリコーダーのテストで緊張のあまりリコーダーを落とした経験/なのにヴァイオリンを始める→プロを輩出する門下で学ぶ、ヴァイオリン大好き→緊張で人前で演奏できない→試行錯誤→本来の演奏ができつつある→さらに研究中(←今)/緊張で悩む演奏家のブログ【ヴァイオリンと緊張のためのソナタ】を運営/Twitterではあがり症に役立つ内容を発信(@messi_agarisyo)/めっしーの詳細なプロフィール記事はこちら/JADP認定マインドフルネススペシャリスト

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